Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

15 Aug.2020

Vol71 安藤裕子さん



夜の帳が降りる頃、リビングに素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今週は、いつものリビングにシンガーソングライターの安藤裕子さんをお迎えしました。


衣装からジャケット、MVまで、自分で手がけるという安藤裕子さん。
最初は、コミュニケーションがうまくできず、自分が思い描いていたものと違い、泣いてしまったこともあったとか。それなら、ということで、どんどん自己プロデュースが始まったそう。
4年半ぶり、10枚目のアルバム「Barometz」が8月26日にリリースとなりますが、こちらのアートワークもご自身で手掛けられています。

本当は5月にリリースを考えていたニューアルバムですが、できなかったもどかしさを絵にぶつけてみたという今回のジャケットは、とてもアーティスティックな羊の絵が印象的。
歌を中心にしていた曲作りから、音を中心にしてみたというニューアルバム。最近、友人を亡くした悲しさから、ずっと堂々巡りの気持ち、整理のつかない気持ちに落ち込んでいた本仮屋さんも安藤さんの曲に救われたそうで、「堂々巡りの言葉を音楽に乗せてくれている人がいる、生きていること、全てを肯定してもらっている気持ちで救われた」とお話しされていました。

一回、自分は灰色になった・・・
安藤さんの言葉で、「一度自分はグレーになった」という表現を見つけ、衝撃を受けたという本仮屋さん。当時のことを伺うと、「灰色になった」というのは、自分をあきらめた、何もない事に気がついた、という気持ちなんだとか。ですが、自分が枯れていく中で、子育てという作業に助けられたと言います。
自分に対してドライ、という安藤さん、だからこそ、そこで何かを変える、何かを作る努力をするようにしているそうで、自分の物語が紡げない時は、短編を作って、そのサウンドトラックとして音探しをするという作業を行うんだそう。そんな中で、またアルバムを楽しんで作れたことは大きかったと言います。どんな時間も必要な時間だったと語る安藤さん、再浮上できることを知れた、沈み切っても笑える日が来る、という感覚を得られた、とお話しされていました。

安藤裕子さんのニューアルバム「Baromez」は8月26日リリース!


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