お茶を入れるときは台所をきれいにして、好きな道具を使ったりして、気持ちを切り替えるようにしているという雅姫さんですが、日々忙しい中で流れてしまう時間を少しでも楽しむようにされているんだそう。そんな何気ないことで、自分のご機嫌を保ったり、お茶を飲んで、甘いお菓子を食べて、という行動一つ一つを大切にされていることが伝わってきました。

好きなものを揃えることさえも面倒になってしまう時があるという本仮屋さんですが、雅姫さんの本を読んで、好きなものに囲まれる幸せに触れたよう。古いものが好きな雅姫さんは、高いものは高いもので買うときに悩み、そして経年劣化を楽しむという風にされているのだとか。
そんな雅姫さんの朝時間の過ごし方は・・・一人の時間を取るために、早起きして、窓をあけ、犬を庭に放して、というのがルーティンなんだとか。
ご飯もゆっくり、焦らず作るようにされているそうですが、朝ごはんは、食べたいものがいろいろあるので、ルーティンは作らず、その日の気分で決めるのだとか。

そんな雅姫さんの一生モノ、大切にされているものは・・・【娘さんの絵】
曲げわっぱなど、工芸品も大好きなんだそうですが、一生モノ、というと、お金で買えるものではないものとして娘さんの絵を選ばれました。
今回の絵の表紙にもなっている娘さんがサラッと描いたという絵は、どれも素敵なタッチの作品。雅姫さんの誕生日のプレゼントに描かれたものや小さい頃からの作品など、ご自宅やお店などにも飾られていたり大切にされているようです。

今年は、お店のリフォームを手掛けたいという雅姫さんですが、自分を楽しくする方法は自分で見つけていく。一年の初めにそんなヒントを頂いた対談となりました。

全てのページが美しい雅姫さんの本「My Ordinary Days　衣食住、四季を巡るわたしの暮らし」はKADOKAWAより発売中。素敵なライフスタイルのヒントがたっぷり詰まった一冊となっています。