Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

27 Mar.2021

Vol.103 伊集院光さん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、伊集院光さんをお迎えしました。


ラジオ界の覇王、レジェンドと言われる伊集院さん。今回のご出演も周りがざわつく一方で、ご本人は、いたってフランクにご出演を快諾してくださったようで、伊集院さんの大ファンという本仮屋さんは、事前に美容院に行ったり、前の晩は眠れなかったほど。そんなレジェンドに、今回はラジオ愛についてたっぷりお話いただきました。

アニメ「ちびまる子ちゃん」の出演時には、「伊集院さんらしく」という監督の言葉に「自分らしさ」がかえって分からない状況に陥ったという伊集院さん。最初はテレビに出るため、人気になるための足がかりと考えていたラジオですが、今やライフワークに。そのきっかけは、ラジオがテレビやほかのメディアと全く別物だと気づいたことだったのだとか。元々、落語家を目指していたという伊集院さん、テレビよりラジオの方が自分がやりたいこと、なりたかったものに近い、と感じるようになったそうなんです。
そんな伊集院さんの行動基準は、「ラジオのネタになるかどうか」。何をするにも、これはラジオでしゃべれることかどうか、を考えてしまうんだそうです。「スタッフとのゴタゴタも、言わなきゃいいのにね〜」なんてご自身で笑っていらっしゃいましたが、すべてラジオのトークのネタに昇華させてしまう伊集院さん。一度は、プライベートの自分がなくなってしまう、と感じられた時代もあったそうです。
リスナーがラジオのスイッチを切る以外、何をやっても大丈夫、と感じられたことから、無敵になったとお話されていましたが、基本、一人でしゃべって、コントロールして、責任とって、という一人のものがお好きなようです。

最近はClubhouseが出現し、一時はラジオに似ているという意見もあったようですが、伊集院さんによれば、Clubhouseは横に繋がるメディアで、ラジオは自分がハブになっている構造。音声メディアだから同じではなく、孤独な塊は100人集ってもたくさんの孤独となるだけで、それを共有する感じがラジオなんだとお話されていました。
ラジオ愛あふれるトークに、本仮屋さんはじめ、スタッフ一同、すっかり聞き入ってしまう楽しい時間となりました。
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