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Article -Sparkle Life-

29 May.2021

Vo.112 神田伯山さん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に
素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続き講談師の神田伯山さんをお迎えしました。



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えする
この番組、今週は、先週に引き続き講談師の神田伯山さんをお迎えしました。
ラジオ番組のゲスト出演では4連敗中という神田伯山さん。もともと講談を始めたのもラジオがきっかけ
ということでラジオとは縁があるものの、誰かの番組に出演されるといつも上手くいかない、と
ボヤきから始まった今回の収録。「想像の芸」というラジオですが、耳だけの情報ということで、
リスナーが色々想像し、しゃべり手の体調や調子なども伝わると感じているそうですが、
ご自身のラジオでは、批判も多い中、自分が聞きたいものを喋り、突き進む姿勢なんだとか。

実際に本仮屋さんが初めて伯山さんの番組を聞いた時にも、「バカヤロー」の連続だったそうですが、
でもその言葉の中にある愛情を感じられて、思わず元気が出たんだそう。ちなみに、
我が番組のAD大城君も、伯山さんの大ファンで、今回初対面にも関わらず、いきなり失恋話を
してしまったほど。その様子は伯山さんもご自身の番組で笑い話にしてくださったようです。

「番組を聞いて元気になってほしい、くだらないこと言ってるなぁ、と明るい気持ちになってくれれば」
という伯山さん。『ラジオは「洒落」の世界』という言葉がとても粋に響きました。
そんな伯山さんのお稽古は隙間時間。電車に乗ったり、移動時間にブツブツ繰り返し復唱しながら
覚えるそうで、大きな声で100回読むと体に入ってくるのだとか。台本をもらって、師匠に読み方を
直してもらってという繰り返しだそうですが、現在、ご自身はネタ150席ほどが入っているそうで、
その記憶力には脱帽。

そんな神田伯山さんの一生モノは・・・【台本】
今回は、石州半紙にご自身で写したものをお持ちくださいました。
墨で書くと半永久的に残るそうで、軍談は覚え切れないことから、台本を見ながらやっていいという
ルールがあるため、和紙に書いて、ハリ扇を持って講談に上がるんだそう。
講談師が必ず最初にやるという「三方ヶ原」の台本。これで始まって、そしてこれで終わりたいという伯山さんの言葉。
そして、「講談は、見るのも楽しくて、やっていても楽しくて、同じネタでも年齢によってウケ方が変わってきたりする」という言葉には、講談愛がたっぷり感じられ、10年後、20年後の伯山さんの講談が楽しみになるお話でした。
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