Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

24 Jul.2021

Vol.119 大平貴之さん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続き、プラネタリウムクリエーターの大平貴之さんをお迎えしました。


技術者の1日とは?
大平さんの1日は、朝8時半に起床、9時半に出社というもの。
昼、夜は会社のキッチンでご飯を作って食べているそうですが、会社では家庭菜園も行っているそう。
以前は、メロンを栽培し、かなり大きなものも収穫できたそうですが、実際にやってみてメロン栽培の大変さを痛感したそう。
土の中の水分コントロールが重要だそうで、昼間は暑く、夜は涼しくという環境が必要なのだとか。糖度も16度を目指したところ糖度11〜12度の物しかできなかったそうで、やはり気温が夜、下がらないところが問題だったと振り返っていました。
他にもネギ、グレープフルーツ、ルッコラなども栽培して、社内でサラダとして食べたりしているそうですが、子供の頃から植物を育てるのが好きだったという大平さん、トライ&エラーを繰り返して進化させたいという気持ちが強いそうです。

「自分が操縦するジェット機の中でプラネタリウムを投影してみたい」
他にも、飛行機の免許を取っているという大平さん、プロペラ機の免許は取ったものの、さらにランクアップした免許を取りたいと計画されているそうで、将来の夢は、自分の操縦するジェット機の中でプラネタリウムを投影すること。そんな飛行機なら長いフライトも乗ってみたいという気持ちになりますね。

そんな大平さんの一生モノは・・・【実家】
今はお父様が一人で住んでいる実家には、7畳の自分の部屋があって、そこは子供の頃からプラネタリウムを作ってきた原点の場所。そんな空間を取っておきたいという気持ちが強いんだそうです。
古いものを断ち切れない性格で、たまに部屋を見たりするそうですが、香りやその時代のメモを見つけたり。中には、当時の悩みが書かれていたり・・・

「投影場所はどこでもいい!どんな大きさの屋根でも星空にしたい」
大平さんの今後の目標は、直径1キロのプラネタリウムを投影したいというもの。現在220メートルまで投影に成功されているそうで、計算上500メートルまではできることがわかっているんだとか。ですが、実際に1キロの直径がある天井がないということで、東京ディズニーランドの広さが1キロ。もしあの規模のテーマパークが生まれて天井を囲うことができれば、オーロラが出たり、UFOが飛んできたり、色々な空のエンターテイメントが可能になるとお話しされていました。
情熱の源は、人に見てもらいたい、という気持ちからという大平さん。人に受け入れられたいという気持ちと技術が好きという部分で、噛み合ったのがプラネタリウムだったんだそうです。

★大平さんが手がけるイベント
赤レンガ・アートプラネタリウム「星と歩く」は横浜赤レンガ倉庫
の1号館で8月18日まで開催中!

★最新の「ホームスター」は、セガトイズから8月上旬発売予定となっています。
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