今回は、いつものリビングに、シンガーソングライターのREIKOさんをお迎えしました。
2021年に放送されたオーディション番組「THE FIRST」に出演し、注目を集めたREIKOさん。
番組から4年が経ち、番組出演時と比べて、外見も内面も大きく変化したREIKOさん。当時を振り返りながら、「自分の中では毎日向き合ってきたけど、久しぶりに会った人から見たら驚かれるかもしれないですね」と語ります。THE FIRSTの頃と今とでは、本人いわく「もはや別人」。内面の成長も、急速だったことを実感しているようです。
◆ 音楽は「友達より身近な存在」
トーク中、何度も「音楽が大好き」と繰り返すREIKOさん。その好き度合いは「もしかしたら、特定の人よりも音楽が一番身近な存在かもしれない」とまで言い切るほど。音楽は、自分と深く向き合うための大切なツールとなっているようです。
そんなREIKOさんがの新曲「Take It Back」は妹さんの20歳の誕生日に向けて書かれたもので、「じれったいなら あらがいな/気の向くままに好きにやっちゃいな」といったメッセージが込められています。
「妹はすごく優しくて心配になるくらい。だから、もっと自由に自分らしく生きてほしくて書きました」と語るREIKOさん。妹思いの一面とその優しさ垣間見れた瞬間でした。
◆「REIKO」という名前に込めたルーツ
REIKOという名前は、実は本名。フィリピンと日本のミックスとして生まれ、日本で育つ中で、自身のアイデンティティを探り、かつて避けていた「REIKO」という名前を選び直したのだとか。
「父の名前が“れ”で始まり、母の名前が“こ”で始まる。それを合わせた“れいこ”は、自分の原点。アーティスト名として大切に使おうと思いました」と語ります。
◆ マイノリティとしての経験を光に
多国籍な環境で育ったREIKOさんは、幼少期から「自分は他と違う」と感じることが多かったそうです。「自分の感性や好きなものが、家族や友達とは違う。でもそれに自信を持てなかった」と過去を振り返ります。
でも、今では、それを強みに変えているREIKOさん。「アーティストになった今だからこそ、マイノリティの人にも光を届けたい。僕自身、言葉に救われてきたから、今度は自分が誰かの光になりたい」と話してくれました。
来週は、REIKOさんのプライベートの姿にも迫ります!
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