2021年に放送されたオーディション番組「THE FIRST」に出演し、注目を集めたREIKOさん。
今日は、プライベートの顔、そして大切にしている一生物のお話など伺いました。

◆大好きなコーヒーは１日一杯
「コーヒーは好きですね、よく飲みます」と語るREIKOさん ですが、カフェインの摂り過ぎを考慮し「1日に1杯だけ」と決めているそう 。その貴重な1杯を、最近は自分で淹れるドリップコーヒーで楽しむのがお気に入り。
「友人が『いいよ』って、コーヒーフィルターをくれたのがきっかけです 。最初は正直あまり興味がなかったんですが、天気の良い休日の朝に『挑戦してみようかな』と思って。やってみたら、すごく楽しくて」
豆を買い、紙フィルターをセットし、ゆっくりとお湯を注ぐ。自分でコーヒーを淹れている時間そのものが、豊かな時間になっているのだとか。

また、自宅では歌の練習も欠かさないそう。
「めっちゃ歌います。歌というより、発声練習の方が多いですけどね 。歌が本当に大好きなので、うまくなりたいし、コンディションを良くしていきたいので」
地味な基礎練習も続けるストイックな一面も垣間見えました。

◆新曲『君のせい』
インタビューでは、新曲『君のせい』についても語ってくれました。この曲はR&B三部作の第二弾にあたり 、今まで見せてこなかったREIKOを表現したかったと言います 。
「今まで出してこなかった、自分の寂しい、悲しい部分を出したかったんです 。アーティストとして、その一面も表現したいという欲求がありました」
プロデューサーのMatt Cabさんと共に作り上げたこの楽曲は、REIKOさん自身も「バッドボーイ感があってめっちゃ好きです」と語る、納得のいく仕上がりになったそう 。

◆REIKOさんの「一生もの」は？
今回、「一生もの」について尋ねると、3つの宝物を挙げてくれました。
一つは、SKY-HIさんから贈られた名前入りのBMSGネックレス 。「2022年のBMSGフェスでいただいたもので、もらった時は泣きました」と語るほど、大切なものなんだとか。
二つ目は、メジャーデビューシングルの制作時に着けていた思い出のバタフライネックレス 。このネックレスを着けてスタジオに入り、デビュー曲が生まれたという、REIKOさんの原点とも言える一品。
そして三つ目が、最近新しく加わった宝物、おばあさまから教わったレシピを書き留めたノート 。
「フィリピンにルーツを持つおばあちゃんに、ビデオ通話で料理を教えてもらって。それを自分でノートに書いているんです 。これからもっとページを埋めて、おばあちゃんの料理を作れるようになりたい」
と話します。
ポルトガル語とスペイン語も話せるというお祖母様直伝のフィリピン料理の中でも、REIKOさんがよく作るのが「シニガン」と「アドボ」 。

「シニガンは、タマリンドを使った甘酸っぱい野菜スープです 。日本ではタマリンドが手に入りにくいので、調味料ミックスを使って作ります」
「アドボは、豚の角煮のフィリピン版みたいな料理です 。面白いんですけど、これには日本の醤油を使うんですよ」

上京したての頃は、意地を張って家族にあまり連絡しなかった時期もあったというREIKOさん 。最近は、自分から積極的にお母さまやおばあさまに電話をするようになったそう。
自身のルーツと向き合い、家族との絆を深めている日々。これからもノートのページが増えていくことになりそうです。