Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

27 Sep.2025

Vol. 348 夏川りみさん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今回は、先週に引き続き、ゲストをお迎えしてのスペシャルバージョン。皇居を見渡す大人なラウンジ空間に、シンガーの夏川りみさんをお迎えしました。


◆世界でのライブは心がつながる瞬間
最近では世界各国でライブを行う機会が増えたという夏川さん。ブラジルやペルーなど、様々な国を訪れているようですが、どこでも沖縄の音は心を一つにする力があると言います。
ゆっくりとした曲調の楽曲が多い夏川さんですが、最後に沖縄の賑やかな曲が流れると、ブラジルの観客も一緒に踊り出すのだそう。
「どこの国に行っても、沖縄の音楽ってみんな好きなんだなって感じます。ステージから客席の反応を見ていると、本当にそれを実感するんです」

◆変化した「沖縄」との向き合い方
デビュー当初は沖縄色を前面に出していなかったという夏川さん。しかし『涙そうそう』に出会ってから、自然体でいることを選んだそう。
「自然な自分の方が伝わるかなと思って。今は沖縄のイントネーションで話すことも気にしなくなりました」
そして、「歌うことが大好きなんです」と笑顔で語る夏川さん。台北での2時間のコンサートを終えた翌日、2時間以上の移動中もバスの中でずっとカラオケをしていたというエピソードも披露くださいました。
声が出ないかもしれないというピンチも、体重のかけ方を変えるなど独自の方法で乗り越えてきたそうで、「声ってやっぱり楽器だから、何かしらあるんだと思います」という言葉が印象的でした。
音楽が持つ力を日々感じているという夏川さん。「昔よく聴いたメロディが流れると、その時代に戻れる。歌や音楽は人々に元気や勇気をたくさんくれる。私の歌も皆さんにとってそういう歌であってほしいと、いつも思っています」とお話くださいました。

◆そんな夏川りみさんにとっての一生ものは・・・「三線」
『涙そうそう』に出会ってから弾くようになり、自分の声に合うものをオーダーメイドで作ってもらったそうで、
「もっともっと三線を覚えて、たくさんの民謡を覚えていきたい」と、これからへの意欲もお話くださいました。

今回は、たっぷりと生演奏もご披露いただきましたが、25周年を迎え、これから先の夢については、
「息子がギターをやっているので、もうちょっとしたらファミリーコンサートをしたいなと思っています。旦那さんにパーカッションをやってもらって、息子にギターを弾いてもらって、3人で歌えたらいいなって」
と語る夏川さん。沖縄音楽への深い愛情と、歌い続ける情熱、さらに、心が映し出されるような情緒あふれる声に、観覧のお客様からも大きな拍手が送られました。


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