柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今回は、先週に引き続き、俳優・歌手の安田成美さんをお迎えしました。
毎回ゲストの好きな飲み物を出している中、今回は安田さんのリクエストで水を用意。
結構色々な物にしゃべりかけてしまうという安田さん。今回も水に「ありがとう」という言葉が出てきたことから、
普段について伺うと、『ありがとう』は口癖になっているのだとか。
木梨家では「ありがとう」が割と飛び交っているそうですが、「木梨さん以外は」と笑います。
「大黒柱はやっぱり昭和の人だから。私が誘導して、『ありがとうは?』とか『ごめんなさいでしょ』とかっていうと言います」
そして、木梨さんには「やまびこさん」というあだ名が。
「私が『こうでしょ』って言うと、その後ろでやまびこのように『そうだよ、お前、そうなんだよな』とか言ってて。同じこと言うか、うるさい」
「何私が言ってるかわかって言ってる?っていうと、『分かんないけど』みたいな。適当なんですよ」と微笑ましい木梨家の様子が伺えました。
◆ピカソのテーブルに憧れて
おうちの中で好きな場所は、「やっぱりリビング。キッチンからパッと来て座れる場所」という安田さん。
特に大きなテーブルがお気に入りのようで、家を建てる時にピカソの自宅の写真集を参考にしたそう。
ピカソは食事の残りものが置いてあるテーブルの横で絵を制作していたそうで
「日常に溶け込んで、大きいテーブルですべてが。いいなと思って」と話します。
その風景を真似て、5人家族の想定で10人がけぐらいの大きなテーブルを置いているという木梨家。
「実際に食べた残りの食器があるところで、誰かが宿題したりとか絵作したりとか。小さい時はみんなそんな感じで」
「生活必死だったから、『ああ、絵の具ついちゃった』みたいなことになってるんですけど」と笑います。
◆細野晴臣さんへのラブレター
今回、「海街ぽえてぃっく2025」で「風の谷のナウシカ」を歌われた安田さん。「子供たちが細野さんの大ファンで。それぞれに『細野晴臣って知ってる?』とか言われて」
改めて聞き始めたら本当に素敵な曲ばかりで、好きが高じてファンレターを書いたそう。
お手紙が届いて「じゃあラジオに来たら」って話になり、「『曲やりましょうよ』ってなんか話してたら、『じゃあナウシカ作ろうか、またリメイクしようか』って言ってくださって」
「知り合いの人が『ヘッドホンで聞いて』ってみんなに言ってって。それをやった人がみんな、『なんか涙が、分かんないけど出てくる』って」
「多分そういうマジックが細野さん入れたのかなと思って」
◆息子さんたちとの共演
11月11、12日に京都で行われる『星の王子さま』の朗読劇。美術を手がけているのが次男の銀士さん。
音楽の阿部海太郎さんが銀士さんの絵を気に入って、「一緒になんかやりたいんですけど」という話から実現したそう。
海太郎さんの音楽に合わせて銀士さんが描いたものをアニメーション状態で映して動かして、それで安田さんが登場するという作りに。
「初めて舞台で並びました。恥ずかしかった。私が恥ずかしがるのも変だけど、なんか照れちゃって」と笑います。
また、長男のカンタさんともアーティストとして共作。
「彼の絵が面白いので見てると、こう私が何かいろんなことをやりたくなっちゃって。かるた作ろうよ、って」
安田さんが文を考えたものに息子さんが絵を書くという「かるた」を作成。
11月17日から代官山蔦屋書店でポップアップを開催予定となっています。
◆そんな安田さんの一生ものは・・・結婚指輪
一生もの、大切にされてるものは「結婚指輪」と答える安田さん。
原宿のゴローズで作ったもの出そうで、
「ゴローさんのこと私とても当時好きでして。従来のある形じゃないものが作って欲しいって言ったら、『じゃあ俺のいつも作ってる羽を、シルバーのリングの上にこう乗せるのはどう?』と提案されて」
羽は金で作ってもらったそう。
名前を裏に刻んでもらったところ、「ゴローさんは全然芸能人知らないので、ノリタケって言ってんのに、『ノリタカ』って彫っちゃって・・・」
「相方の名前がちょっと混じってるみたいな。『ちょうどいいじゃん』って、そのままつけてます」
そんな家族のお話もたっぷりしてくださった安田さんが手がける
朗読劇『星の王子さま』、京都公演は、11月11日、12日。
また、長男カンタさんとのダジャレかるたは、11月17日から代官山蔦屋書店でポップアップ開催。
詳細は、公式HP、SNSをチェックしてください!
安田成美さん、今回も素敵なお話をありがとうございました!
ALL VIEW