18歳から活動を開始、2016年に『百六十度』でメジャーデビュー
2022年にはTVアニメ「進撃の巨人」のエンディングテーマ『悪魔の子』で大きな注目を集め、
近年は作家活動や楽曲提供も行い、今年、アフロ(MOROHA)とのユニット「天々高々」も結成されたヒグチアイさん。

◆趣味は釣り！イカ釣りにも挑戦！
「もともとはうちのおじいちゃんが釣り大好きで船を持ってたんです。香川のおじいちゃんなんですけど」と振り返るヒグチアイさん。
瀬戸内海によく連れて行ってもらった思い出があり、父親も釣りが好きだったことから、その釣りの記憶が今も残っているのだそう。
最近では、イカ釣りにも挑戦。
「夕方ぐらいに釣れました。めっちゃ嬉しくて」と、初めてのイカ釣りの喜びを話してくれました。
実は、イカを釣ったことがないのに「アニサキスのライト」だけは持っていたそうで、
「ついに役立つ時が来て、このライトを使える！と思って照らしたんですけど、一匹もいなかった」と笑います。
釣ったイカは30センチほどのサイズで、墨がたくさん入っていたため、「イカ墨のパスタ」に。
ただ、墨で包丁の柄が黒くなってしまい、悲しい思いをしたのだとか。

◆そんなヒグチアイさんの一生モノは・・・「旅先で集める伝統工芸品」
地方にライブに行くことが多く、そこで買ってくる伝統工芸品が、ヒグチアイさんにとっての「一生もの」なのだとか。
張り子や郷土玩具といった伝統工芸品を集めているそうで、「倉敷の張り子のとら」や「北海道の木彫りの熊」など、どれも40センチほどの大きなサイズのものばかり。
「（部屋に）マッチしないとか考えないで買っちゃってるところもあるかもしれない」と笑いながらも、今では「置く場所がなくて、テレビの前に置いてるんですけど字幕が見えない」という状態に。

◆「元気じゃなくてもまた会いましょう」に込めた想い
全国ツアー『ただわたしがしあわせでありますように』が11月23日から始まるヒグチアイさんですが、
ライブで必ず伝えている「元気じゃなくてもまた会いましょう」という言葉には、
「元気じゃなくても会える人でありたい」という気持ちが込められているのだそう。
「どんな時でも会いに来てもいい場所になったらいいなって思ってる」と話してくれました。

◆今年一年を振り返って「一番働きました」
今年を振り返ると、「一番働いた年」と答えてくれたヒグチアイさん。
「働くっていうのも自分の欲なんだなって思いました。働きたい、人の役に立ちたいっていうのが人間の欲なんじゃないかと。だから、ずっと働きたいので頑張らなきゃなって思いました」

10月29日にリリースされたヒグチアイさんの6thオリジナル・フルアルバム『私宝主義』もぜひチェックを！