作家・演出家・俳優として活躍する松尾スズキさん。

普段は、朝型という松尾さんですが、
家の中で最も長く過ごすのは、やはり仕事場なのだとか。
「家の中に仕事スペースがあって、文字を書くスペースとパソコンがある。昇降する机なんですけど、気分によってはちょっと立って書こうかなみたいな。それはヘルニアとか予防もありますし、気分転換みたいな」

机の隣には絵を描く、ちょっと大きめの机があるそうです。
「常に絵の道具が出てる感じ。片付けるの面倒臭い」と笑います。

◆ルーフバルコニーのある新居
家を購入したという松尾さんですが、気に入ったのは、ルーフバルコニーだったとか。
「8畳ぐらいのスペースに机がテーブルがあって椅子があって。ここで過ごせたらいいだろうなって」
ですが、残念ながら、最近はあまり使っていないのだとか。
「今ほぼないですね、行く時間が。寒いんですよ。2年ぐらい前に買ったんですけど、1年ぐらい前から急に夏は暑くなるし冬は寒くなるし、全然いないんですよ。本当に良い時期が短い」
バーベキューもやったそうですが、「バーベキューってやらなくなりますね。一時あってやってやらなくなるもののベストファイブですか、バーベキューと室内バイク」と笑います。

◆マンションから一軒家へ、偶然の出会い
引っ越しのきっかけは、偶然だったという松尾さん。
「マンションにずっと住んでて、ある日ポストの中に広告が入ってたんですね。近いねって奥さんと見に行ったんですよ。見に行った2日後にもう購入を決めました」
実は、マンションの隣で大工事が始まっていて、騒音に悩んでいた時だったそう。
「音とか埃とかめちゃくちゃうるさくて、部屋で仕事してるもんで地獄。本当に敏感なので絶望しちゃって。2年間続くって言われたんで。
明らかに自分の人生で一番大きい買い物ですよ。2日後に決めた自分が信じられない中ながらもちょっと震えが来てました」

◆理想の仕事スペースとシアタールーム
まだ購入して2年の家ですが、改善したい点があるそう。
「床の色が気になって。建売だったので。あと、壁をぶち抜きたいんですよ。一部屋にして、仕事をするスペースから逃れるように移動できて、で、間にビデオ見るスペースができるはず」

実は、奥様とは見たい映画が被らないのだとか。
「少し大きいテレビがあるんですけど、そこで見てても奥さん全然見てくれない。こっちに来て一緒に見たんだけど、気が付くとふっと見たらスマホ見てるか寝てるんですよ。完全に興味がないんだなと思って」

だからこそ、一人で集中して見られるシアタールームが理想なのだそう。
「映画は一日一本見たい。シアタールーム的な風にできたらなという理想を今持っていて・・・。
白い床と壁の問題をいつか解決するっていう希望があるから、これ一生ものだなあっていう風に思える。まだものとして100パーになってない。完成を目指している伸びしろがある」
と語ります。

◆AIを使った新しい創作活動
この先やりたいことについては、AIを使っての創作活動。
現在、AI動画にもハマっているそうで、
「AI生成動画のアプリがあって、どんどん進化の速度が速くて、映画みたいな画面構成はできちゃうんですよね」いろんなカメラワークだの、いろんな情報寄せ集めて、それ風の作ってくれる」
数十秒の動画を作って楽しまれているようです。

そんな松尾さん演出の舞台、
『クワイエットルームにようこそ The Musical』は東京・THEATER MILANO-Zaで1月12日開幕!
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