Sparkle Life

Sparkle Life

Article -Sparkle Life-

24 Jan.2026

Vol. 365 原田マハさん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今週は、作家の原田マハさんをお迎えしました。


毎回、ゲストのお好きなお飲み物をご用意しているこの番組。
原田マハさんのリクエストは「バナナジュース」でした。
純喫茶が大好きで、訪れるとバナナジュースかクリームソーダを頼むそうで、
「昭和の香り漂うオーダーなんですけど」と笑うマハさん。
40歳で作家デビューしてから、独立してフリーになり時間ができたことで、旅へ出るようになったそう。

◆ 朝型生活と4拠点を巡る日々
朝は5時半から6時の間に起きるという、超朝型のマハさん。
起きたらまず、ラジオ体操を中心にしたストレッチを40分ほど、必ず体を動かすといいます。
「体が目覚めてから、朝ご飯が一番の楽しみなんです」
朝食は必ず自分で作るサラダボウル。深めのボウルに、旬の野菜、たんぱく質、押し麦を茹でたものを入れて。それにシリアルとヨーグルト、コーヒー。
「どこに行っても、全く同じ朝食なんです」
マハさんには、4つの拠点があります。メインの書斎がある長野県蓼科、東京の事務所と自宅、京都のアパート、そしてパリ。
「蓼科は森の中にあって、人よりも鹿の方が多いみたいな場所なんです」
森美術館時代の友人が「これからは拠点居住の時代だ」と話していたことがきっかけで、蓼科に拠点を持つことに。
パリには1回行くと1ヶ月。日本国内は蓼科、東京、京都を3日ずつぐるぐる回ることもあるそうです。

◆ 移動と睡眠が生み出す創作
「私は移動してる時が一番リラックスしてます」という原田マハさん。
移動の時間は、ほとんど何もせず、流れる風景を眺めたり、妄想の時間なのだとか。
「ステラの物語、ここまで来てるから次はどうしようって考えることが多いです。移動の時間に思いつくことが多いから、移動は自分にとってとても大事な時間なんです」と語ります。
また、睡眠は最低6時間、多くて7時間。寝ることで脳が整理される感覚があるといいます。
「寝てる間に脳が全部整理してくれて。起きると『ああ、そういう事ね』みたいなことが多いです。起きた瞬間に『こうしたらいいんだ』ってひらめくんです」
だからこそ、連載で書いたものをすぐ編集さんに送らず、1回留め置いて寝る。朝起きてもう1回見る。
『晴れの日の木馬たち』の主人公・ステラと同じ執筆スタイルなんだそう。

◆ そんな原田マハさんの一生ものは・・・「腰枕」
原田マハさんの一生もの、大切にされてるものは、意外な一品でした。
空気を入れて使うH型の腰枕。普段は空気を抜いて折りたたんで、ポケットに入るぐらいのサイズに。
「移動を楽に、快適にさせてくれる私の大切な相棒です」
40代から腰痛があり、作家になった頃から一緒。エッセイ集の「フーテンのマハ」にも登場しています。
「40歳ぐらいの頃、旅をするようになって。小説のアイデアはすべてその旅を通して得たっていうぐらい。その間ずっと一緒でした」

作家デビュー20周年を迎えて、これからやりたいことは、「書くことをやめないこと。これからも続けていきたいです」という原田マハさん。
三部作で考えているという『晴れの日の木馬たち』、決められた人生のレールを外れ、直感のままに「やめない力」を信じて歩む少女の姿。
『晴れの日の木馬たち』(新潮社)を、ぜひお楽しみに。
Sparkle Life

Message―メッセージ―

番組では皆様からの感想・メッセージをお待ちしております。

MORE

Listen―シェアラジオ―

聴き逃した放送を家族や友人でシェアしよう!ラジオ番組放送後、過去1週間に限り、いつでも、後から聴取できます。

LISTEN NOW

  • Facebook
  • twitter