三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2022.04.19

デジタルもアナログも良さが分かるからこそ

株式会社ディグナ
代表取締役
梅崎健理さん
中小企業のIT化



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。


今週と来週のゲストは株式会社ディグナ代表取締役の梅崎健理さんです。
おはようございます。

梅崎健理さんは、鹿児島県出身、現在28歳。
愛称は「うめけん」さん。
4歳からパソコンに触れるなど「デジタル・ネイティブ」として注目され
2009年12月ごろからTwitterでツイートを開始。
その3日前からTwitterを始めた孫正義氏から3人目のフォローに選ばれます。
2010年、高校在学中にディグナを設立。
また「なう」で2010年「流行語大賞」を受賞されています。

今週はディグナの主な事業内容について伺っていきます。
まずこのディグナという会社名、これどんな意味なんでしょうか、

「創業したのが高校2年生だったんですけど、
当時非常に悩んだんですけども、
僕たちデジタルネイティブ世代っていう、
生まれつきデジタル環境がある世代に生まれてるよねってことで、
そのデジタルネイティブの英語の頭文字を取ってですね、ディグナにしました。」


デジタルは、Digから始まり、ネイティブをNaで、ディグナ。
なるほど!


高校2年生のときですか。

「そうですね、もう12年ぐらい前ですかね。」

まだ20代ですもんね。

「はい、28です。」

そうなるとやっぱ社員の方も、デジタルネイティブな方が多い?

「そうですね、
デジタルネイティブは面白い世代で、
僕4歳で娘がいるんですけど、
やっぱ最近生まれるとも黒電話とか公衆電話、
多分かけられないと思うんですけど、僕らの世代切符を券売機で買ったこともありますし、
iモードも触ったことあるけど、どっぷりアナログに使ってるわけじゃないって意味では、
デジタルもアナログも何かいいとこ取りできる世代じゃないかなと思ってます。」


うめけんさんが4歳のときにパソコンを初めて触れるっていうふうにおっしゃってましたけど、娘さんが4歳。

「はい、今ちょうど4歳になりました。もうiPadで普通に操作したりっていうのを友達もしてるみたいだし、どんどん時代変わってきますよね。」

でも、お仕事されるに当たってアナログなところを知ってるっていうのも財産になってますね。

「そうですね。
僕らの会社の事業は、地方の中小企業のIT導入をお手伝いする仕事をしていて、コロナがきっかけでテレワークしないといけないとか、
デジタル化待ったなしという状況の会社に寄り添って、IT導入研修したり支援したりっていう事業やってるんですけども、その中でも長年やってきた方法がいいとかですねアナログな部分がいいっていう方もいらっしゃるんですけども、
例えばお手紙書いて、お客さんに心のこもった手紙を書くとかですね、そういうのは僕すごい意味のある時間なんじゃないかなと思ってるんですよね。」

ギフトとかも、本当にネット上で簡単にチケット送れてしまったりとかする時代ですけども、あえて手書きだったりとかっていう
だからそのうめけんさんのギリギリアナログの良さも知った世代っていうのが、
逆にそういった方々とお仕事する上で役に立つってことですかね。


「そうですね、デジタル知ってるから僕らが偉いってわけじゃなくて、
なるべく僕ら横文字とか専門用語を使わずにですね
例えばあのブラウザっていう言葉も、ちょっと使うか悩むぐらい
ネットを見るソフトウェアって言ってあげようかなとか」


具体的にどうやって中小企業のIT導入をお手伝いされるんですか。


「地方に今32拠点あるんですけども、
その一緒にやっている会社があって、そこがもう実際に中小企業に出向いて、
そして僕らで講座を作ってますので、その講座を12回受けていただくと、
最高齢70歳の人でもITの導入でテレワークできるようになるというプログラムを提供してます。」


どういったITを導入されるんですか。


「具体的には、もう僕らにとって当たり前ですけど、
メールを例えばGoogleのようなクラウドのサービス、
インターネット上でメール見れるよ、カレンダー見れるよとか、勤怠管理できるよとか計算できるよという、そういったものを導入してますね。」


IT導入診断士という資格を作っているそうですね。


「今、プログラミングできた方がいいとかですね、いろいろ言われるとは思うんですけど、僕らはそういうインターネット上のサービスの設定がポチポチできるような人材の方が大事なんじゃないかなというふうに思ってて、その自分の会社にどんなITのツールが必要かってのが選べて、
導入できるそんな人材を育成して、地域で教えるってことをやっています。」

「教える資格と社内のIT担当者になれる資格というのを二つ作ってます。」

このリモートワークに関してはどう思いますか?


「調査とかもあるんですけど、なかなか全国目を向けると、まだまだできていない中小企業もたくさんありますね。」


おそらく、試したことがある企業っていうと、%はすごく多いのかなと思うんすけど、それを今でも継続してる企業っていうとぐっと減る気がするんですよね。

「なので今このラジオ聞いてる方でも、
営業車に乗って朝礼にちょっと会社に出向いてそっから営業に行くよって方もいらっしゃると思うんですけど、
そういう無駄をなくしてあげたいなというふうに思います。」


そして2020年からDX学校というサービスも始められたそうですね。


「このDX学校っていうのを受けていただいて、企業の社内のIT担当者を育てております。」

これは社長のための講座なんですか?

「社長が受けていただいてもいいですし、うちのこの人にITをし担当者になりたいっていう人に受けていただくっていうので、
若い人がよくITの担当者になりがちなんですけども、
そうじゃなくて、やっぱ社内動かしてかないといけないので、
できれば社長に受けていただきたいです。」


「行政だとか、取引先からデジタル化しないといけないって言われてるので、そこはぜひですね受けていただきたいなと思います。」


これまでお会いした方でやっぱ頭の固い人ってのはいるんですか。


「そうですね、、特に社長もそうなんですけど、社内でですね、もう同じやり方やってきたから変えたくないっていう人もいるんですけど、
ただですねよくあるのが、IT導入しようとすると、個人削減をされるんじゃないか、
自分がクビになるんじゃないかと思ってドキドキしながら新しいことを覚えないので、それを目標にしちゃ駄目ですよっていうことをですね、お伝えしてます。
なので具体的には、空いた時間でお手紙書くもよしだしやっぱDXって言ってるぐらいなんで、新しい売り上げを作りに行こうよっていう提案までさせていただいてます。」


客観的に見ると、ここにこういう部分にITを導入すると絶対この会社にとってプラスになるなっていうのが見てわかるってことですよね。


「あと社員全体が恩恵を受けるところからやってほしいので、
まずはテレワークの体制を作りましょうということで、
実際に中小企業庁が調べてるデータでも、IT導入してるかどうかで売り上げが2倍変わるっていうデータもあるので、
ぜひあの聞いてる方でもですね、IT導入ちょっともう1回検討しようかなと思ってほしいですね。」

これDX学校受講料とかあるんですか。

「無料の体験講座もあります。あと今の行政で取り組んでくれてるところもありまして、そういったところだと無料で受けれたりします。」

「よく右クリックの仕方もわからないって人もいるんですけど、
そして同じ質問を返してくる人もいるんですけど、
そんな人にも嫌な顔しないで教えてあげる先生っていうのを僕らは育成しています。」


今週はそろそろお時間になってしまいました最後になりますが、
これまでに乗り越えてきたハードルがたくさんあると思うんですが教えてください。

「この質問で難しいんですけど、今ではハードル乗り越え続けてるんだ毎日がハードルだなって思うんですけども、
やっぱり僕は今この事業やってアナログな中小非常になかなかこの情報が届かない、インターネットの広告で届かないっていうのがあるので、今日このラジオですね、皆さんにお伝えできたら非常に嬉しかったです。ありがとうございました。」


少しでも多くの方に届くといいなと思っております。

株式会社ディグナ 代表取締役の梅崎健理さんでした。



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