三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.11.23

商戦期に社員全員でサバイバルキャンプ

株式会社CRAZY
代表取締役社長
森山和彦さん
ウェディングブランド「CRAZY WEDDING」を手がける会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

ウェディングブランド「CRAZY WEDDING」を手がける
株式会社CRAZY 代表取締役社長の森山和彦さんです。
おはようございます。

森山和彦さんは千葉県出身で、大学を卒業後、
人材コンサルティング会社に6年半勤務。
そして、2012年に株式会社CRAZYを創業されています。


先週はクレイジーの事業内容を伺いました。
これまでにないような新しい結婚式、参加してみたいなと思いましたね。


今週は森山さんのこれまでと、起業した時のお話を伺っていきたいと思います。
起業したいっていう気持ちにはいつ頃なったのですか?


「母親に聞いたら、小さい頃から社長になりたいって言ってたらしいんですね。
明確に認識したのは高校生ですね。
テレビ見てて、皆さんが色々と不祥事とかあるじゃないですか。
それ見て、僕はちゃんとやるだろうなと思ったんですよね。不思議なんですけど。」


社長になるって気持ちが頭になければ、
どこかの会社の社長さんがミスを犯してしまって、謝罪会見をしてるのとかって、
他人事に感じてしまうと思うのですが自分ごととして捉えていたのですね。

その中でもウエディング業界にチャレンジは、またどういう結びつきがあったのですか?

「前の会社辞めてから、僕自身は経営を通して世界を変えたいと思っていたので、
世界について知らないとということで、母親に借金をして世界一周旅行しまして、
その中でこうしたいなと思いがあったんですけど、同時に妻会社を辞めていて、起業すると。
二人が起業するってなった時に、夫婦関係を良くするためには別々やらないほうがいいんじゃないかとか、もしくは一緒にやった方がいいんじゃないかとか、
いろんな話をした結果、夫婦関係を優先して一緒にやろうと。
そして彼女がウエディングやりたかったということです。」

「で、不思議なもので、
そのテーマが自分のライフテーマでもある”人間関係”に結びついていくっていう、今思えば不思議です。」


一緒にご夫婦でビジネスをされると良い面もあるけど、
一緒にやらない方がいいよって話も聞くんですよ。
大変なこともありましたか?


「大変なことがたくさんありました。
ただそれ以上に、良かったことの方が多いですね。
かけがえのない青春みたいなものですね。
企業時代を夫婦で一緒に乗り越えて、妻も情熱大陸出れたりとか、
いろんなプロセスがあった中で、すごくかけがえない瞬間をたくさん得れたという意味では良かったことの方が多いです。」


ちなみにコロナという、世界的にも大変な企業がたくさんある中で、
その前からCRAZYで大きな変化があったと伺ったのですが、
一回会社を解散しようかなって時期もあったんですか?


「そうなんです。
CRAZYという会社は、ひとりひとりの個性がすごく立っていて、自由なんですね。
その一人一人の自由な社員のベクトルの矢印が合ってパワーが出るのですが、
その矢印がバラバラで、様々な手を打ったのですが改善できなくて、
1月に合宿に行こうとなりまして、社員全員でキャンプに3泊しました。
キャンプ場ではなく、サバイバルです。」


社員は変わりましたか?



「変わりました。結局する事ないので、話すしかないですよね。
矢印も集まりまして、本音で話すことが大事でした。」


その間、営業はもちろんストップしちゃいますよね?


「1月商戦期なので、結婚式自体はなくて、お金が一番ないですが、
年末挨拶行くので、結婚式をやりたいという人たちが増えるのが1月です。」


それよりも会社の社員の矢印を同じ方向に向かわせることの方が大事だから、
ちょっと落ち着いた時期にやろうとかじゃなく、今やろうと。


「そうです。クレイジーってそういうことです。」


その判断は正しいものに結果的になったんですよね。
これらの出来事とコロナの感染拡大が並行して起きていたと思うんですけども、
会社の経営的にはどうだったのですか?

「火の車と言うか、本当に大変でしたね。
ただ良かったこともあって、普段見ないところをたくさん見直して、
1円単位で経費を見たこととか、本当に一緒にやりたいかどうか、
大切な人は誰かっていうことをお互い考えれたっていうことで言うと、
とても筋肉質な会社になりました。
社員の一体感が私の支えになっています。
みんなでなんとか一矢報いて、このコロナに対してもそうですし、
業界をこれから変えていこうという気持ちはすごく高まってるなと思います。」


結婚式サービスの状態として、コロナを経て今後どう変わっていくと思いますか?



「大きく二つに分かれるんですけど、
一つはずっと変わらず、結婚式に憧れているっていう事は変わらない、
業界として1.5兆も産業がありますから、
ただこれから大切な人は誰かっていうことを見極めつつ、
人数がすごい少なく、縮小された、ある種新しい小さな結婚式の形っていうのがグラデーションのように広がっていくというのが、これから見ている世界です。
そういった意味ではそういう層の方々は挙げない方々も多いので、
アプリを活用して、夫婦の入り口に入れさせていただいて、
そこからお祝いの機会っていうのを提供できるようにということで、
数100万人が使うサービスをこれから作ろうとしてます。」



来年あたりに夫婦で使えるアプリをねローンチする予定だそうで、


「かなり進んでますね。
真面目なイメージですが、ゲームになっております。
ゲームですが、お互いの話せてないところがたくさん知れちゃいます。」

これからの夢教えてください。

「僕は、人間関係がすごく好きなテーマなので。
やっぱり世界中の人たちが愛に満たされる世界を作りたいと、
まず僕の創るこれからの新サービスが多くの方に届くのが今の夢です。」

ありがとうございました。


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