三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.11.30

全国で"LOVE"を撮影

株式会社ラブグラフ
CEO
駒下純兵さん
出張撮影サービスを展開する会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、
出張撮影サービスを展開する株式会社ラブグラフ CEOの駒下純兵さんです。
おはようございます。

駒下純兵さんは大阪出身で現在28歳。
大学から始めたカメラの経験を活かしてミスコンや広告写真の撮影、
写真教室の講師などを務め、大学在学中の2014年に「ラブグラフ」を立ち上げ、2015年に法人化。
現在は写真撮影事業の他に写真教室やプロモーション事業なども行っています。

ラブグラフ、社名の由来を教えてください。

「ラブっていう言葉と、フォトグラフをかけた造語で、ラブグラフという名前をつけさせて頂きました。」


ラブというとカップルとか恋人の写真をメインにしてるのかなっていうイメージもあったんですけど、そうではないのですか?


「立ち上げた当初はカップルをメインに撮っていたのですが、当初から恋というより愛というキーワードでやっておりまして、
今だとカップルだけではなくて、家族とかウェディングフォトとか広い意味でのLOVEを撮影させて頂いています。」

ラブグラフの事業内容ですが、
出張写真撮影サービスって聞くと、
昔からあったような気もするんですけども、是非特徴があれば教えていただきたいです。

「出張写真撮影サービスという文化自体は昔からあったんですけども、
日本全国にカメラマンが700人ぐらいいるんですけど、
本当に撮ってほしい場所と日にちを入れると、その日で撮れる全国のカメラマンがずらっと出てきて、
その中からカメラマンの過去に撮った写真が出てくるんですけど、
自分の好みに合ったカメラマンを探せるところが新しかったというとこですね。」

そっか!
出張で来て下さいと言って、誰が来るかわからない状況ではなく、自分で選べるということですね。
写真の雰囲気を事前に知れるというのは良いですよね。
ラブグラフと契約されているカメラマンさんがどのような方ですか?


「色んな方がいるんですが、
4割くらいがプロのフリーランスカメラマンです。
もう4割が、平日は社会人や学生していて趣味で写真やっている方。もう2割はママさんとかです。」


ユーザー側としてはマッチングしてくれますし、
一方でカメラマン側になりたいっていう場合も、その入り口はあるんですか?


「あります。
事業として、出張撮影事業と、写真教室授業をどっちもやってるので、
写真教室で写真上手くなった人が、
せっかくなら仕事に繋げてたらいいなところで、働くみたいなケースがよくあります。」

海外とかはいるんですか?


「今だと、フランスのパリとかニューヨークとかにカメラマンいます。」


仮に旅行に行って、
現地でプロのカメラマンに写真撮って欲しいという時に、撮ってもらえる。


「そうですね、ウエディングフォトを海外旅行の時に
現地の日本語が喋れない方に撮ってもらうのちょっと不安じゃないですか。
そういう時に、日本語喋れるカメラマンが担当してくれるという所は良さかなと思います。」


今はスマホの写真もかなり性能いいですし、
スマホ撮影がうまいという人も多くなったと思うんですけど、
やっぱり、プロのカメラマンとなると違いがねよく分かると思うんですが、ユーザーの皆さんの反応いかがですか?


「よく言われたのが、自分って旦那さんとか彼氏の前でこんな表情してるんだとか、スマホで自分で撮った写真だとポーズ撮ってしまいますが、
こんなに爆笑してる自分ってなかなか残ってないなとよく言われた。」


七五三の写真とかは、かしこまった状態で撮ってもらいますが、
今、自然に歩いてる状態とか、談笑してるところを残せることは素敵だなと思います。


「最近だと、七五三とかは直近一番多かったんですけど、
子供がぐずって下駄を脱いでしまう写真とかを撮ったりするんですけど、意外とそういう瞬間が良かったりします。」


スマホで写真が簡単に撮れる時代にどうして受け入れられてると思いますか?


「最初に使ってくれたユーザーさんの率直な感想が良かったです。
コンセプト・ドリブンで立ち上げたサービスなんですけど、そこに共感して頂いたお客さんが良い口コミ広げてくれて、良い形で拡がりました。」


写真撮影は外出が多いと思いますが、
この2年はコロナ禍でお出かけする機会も少なかったと思います。
いかがでしたか?


「かなり減ってしまったんですけど、逆に袴予約したけど成人式無くなっちゃったという人が、
思い出として頼んでくれた方が増えましたね。」


コロナ禍で新しいサービスを始めたと伺いましたが、教えていただけますか?


「今だと、”みてね”さんっていう家族写真のアルバム共有アプリがあるのですが、
そこと連携して、そこから簡単に出張撮影が予約できて、
僕たちが撮った写真が勝手に”みてね”にアップロードされる取り組みを新しく始めました。」


他にも別の事業されていますか?


「特に写真教室に関しては、コロナ前はリアルで会って教える形だったんですけど、
今はオンラインに切り替わってきて、動画で写真が学べるように切り替わっています。」


カメラマンの採用基準、ハードルが高いのかなと思いますが。


「写真のレベルも大事なんですけど、
特に大事にしているのは、カメラマンの人柄です。
やっぱりお客さんがプロのモデルの方ではないので、緊張している方が多いので自然な表情を引き出せる力を重視しています。」


「最近だと、ラブグラフだけで食べていけてるカメラマンも結構増えてきてるので、かなり良い流れかなと思ってます。」

駒下さんはもともとカメラマンをしていたのですか?


「もともと僕がカメラマンをやっていて、始まった事業になります。今でも昔からのお客さんとかは引き続き撮っています。」

最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えてえください。


「一緒に働いていた仲間が辞めちゃったりとか、
売り上げが伸びなかったりとか会社潰れそうになるみたいなこといっぱいあったんですけど、
それでもやっぱり、お客さんが悲しむ姿を見たくないなと思って頑張ってきました。」


ありがとうございます。


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