三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.07.20

不動産エージェントが子供の夢になるように

株式会社TERASS
代表取締役 CEO
江口亮介さん
エージェント提案型家探しサイト「Agently」を運営する会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは株式会社TERASS代表取締役 CEO の江口亮介さんです。
おはようございます。

江口亮介さんは、大学卒業後リクルートに入社され、
不動産サイトとして有名なSUUMOの営業を担当されます。
そしてその後転職を経て、2019年4月に株式会社TERASSを創業されています。

先週はTERASSの主な事業「Agently」というサイトの特徴を伺いました。
家を買いたい人が登録し、希望の条件を入れておくとエージェントと呼ばれる不動産会社の営業の方たちから様々な情報がもらえるという仕組みでした。
家を探す人、営業両方にメリットがあります。
やはりコロナ禍の影響もあったのかなと思いますが、いかがですか。

「基本的には良い影響だったなという風には思いますが、緊急宣言の最初の時とかは、世の中の動きが止まってしまっていたので、
もうどうしたものかだったんですけども、逆にリモートで手軽に家を探したいっていう人が増えたので、
先週も話しましたが、チャットベースで家探しをするっていうことに対する感謝みたいのが増えたなという風に思ってます。」

ちなみに不動産業界自体はどうでしょうか。

「とても今家を買いたい人増えています。リモートワークする人はたくさん増えて、
家がリラックス空間だったのが職場にもなったんですよね。
そうなると、私の家狭くない?とか、もっと良い環境に住みたい人が増えたので、家買いたい、家を良くしたいという人が多いんですよ。
と同時に、家を売りたい人はちょっと減ってきて、
なんでかって言うと、家を買う人よりも売る人って高齢なことが多いんですよね。
そうなると知らない人を家に入れたくないとかが相まって、売りたい人は減っていて、非常に需給のバランスが崩れていって、
結果的に価格が上がっていってるって言う状況にあるんですね。」

2週目なので、今日は江口さんについて深掘りしていきたいなと思います。
ちなみに学生時代に興味を持っていたことってなんですか?

「大学生時代とかは、社会とか、自分が生きてる世の中に対してインパクトを与えたいなとか、自分の存在価値を出したいとか、目立ちたいとか、
そういうことをすごくを思っていましたね。
承認欲求的な部分が結構あったし、自分が目立たなくても自分がやったことが誰かの何かを変えた、という事にすごく興味を持って、
そこにパッションがあり、学生時代音楽イベントサークルをやったんですけど、
それこそタレントを呼んで、イベントをやって
ダンサーとかバンドマンとか入れてやるようなイベントをずっと運営していて、
そういったことで、数千人集まって生徒の方が笑顔になる瞬間を見るとすごく嬉しいなと思ってやってました。」

卒業された後に、リクルートに入られてるじゃないですか、それはまたなんでなんですか?

「将来起業しようと思っていたので、なるべく早い段階で刺激的な経験を得られるような職場がいいなと。」

気持ちとしては、起業がは先にあったんですね。

「入る前は3年で辞めて起業するんだと思いながら、リクルートに入りました。」

起業したタイミングとか、きっかけは何かあったんですか?

「実際社会は厳しくてですね、リクルート入社して結構をボコボコにやられながら、入社して11ヶ月間1回も営業目標が達成出来ず、
そこから色々とマインドセットも変わって、2年間は営業目標ずっと達成したんですけども、仕事簡単じゃないなと思ったし、
自分がいかにこの社会という荒波に対して力が無さ過ぎるなとも感じて、
もう少しビジネスマンとして経験を積まないと戦えないなという風に思いました。で、Web 開発とかの方の部署を変えながらで、
転職をして、経営コンサルティングって仕事やったんですけども、ビジネスマンとしてレベルアップした29歳のタイミングで、
次のキャリアどうしようかなと思っていた時に、最初、転職しようとしたのですね、
外資系のスタートアップの日本法人の代表とか、生意気に思ったんですけども、このスタートアップ専門の転職エージェントの方に転職相談しにいったところ、
起業した方がいいですよって言われて、その時改めて、起業しようと考え始めたきっかけではありましたね。」

この「Agently」のアイデアはすぐ生まれたのですか?

「すぐではなかったですね。起業した方がいいですよって言ってくれたエージェントの方に、
ベンチャーキャピタル、スタートアップ起業する人にお金を出資してくれる人達、投資家を紹介してもらってたんですけど、
前日にA4の紙に3つアイデアをベタ打ちで書いて、とりあえずこんな感じなんですけどって言いながら、またねってなかなか続かなくなっちゃったりとか、
面白いねって言ってくれてディスカッションをまたやろうよってことで、深まったこともありました。
その時、自分が詳しくて一番好きなもの何って聞かれて、不動産を深掘ってみようということで、ディスカッションを定期的に開催しましたね。
その時まだサラリーマンだったので、明日朝7時半とか8時ぐらいに1時間ディスカッションしてから出社してました。
アメリカの不動産シーンを研究していたので、このモデルって日本でもうまくいくのかどうなのかという事で、
やってみないとわかんないなぐらいまで来たところで、じゃあやってみようよということで出資を頂きながらやると同時に、
必ずエンジニアと一緒に起業しろって言われ、仲間探しはそこから始めたっていう感じですね。」

いい人に出会えたわけですね?

「はい。」

今スタッフの方15名ぐらいいらっしゃるそうですね。
経営に専念されてると思うのですが、TERASSをやっていく上で、大事にしたいことは何でしょうか?

「全うであるって事すごく大事にしていて、これはいろんな意味でなんですけども、
事業パートナーの方々がいますし、当然社員もいますし、経営者になって思うのが、関係する方がすごく多いんですよ。
彼らが全員、僕らと働いてよかったっていう風に思ってもらうっていうことをすごく大事にしていますね。
それがないと、不動産でビジネスやっていて、アプリがどんどん流行っていくというよりは、
1つ1つの取引とか、1人1人のエージェントの方々が幸せになっていく積み重ねだなと思ってるので、
全うに行っていくっていうことをとっても大事にしてますね。」

最後にこれからの夢教えてください。

「夢だらけなんですが、事業に関して言うとですね、
我々この不動産エージェントの方々が、とても素敵な仕事だと思っていて、
不動産エージェントになりたいって思うような子供、不動産エージェントに憧れを持つような子供が生まれてくる、
作り出せるっていうことが私の夢であって、そんなかっこいい、イケてる不動産エージェントをたくさん作り出すってことが目標と、夢になってますね。」

2週にわたってありがとうございました。
株式会社テラス代表取締役 CEO の江口亮介さんでした。

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