三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.05.31

本を読んだ先に広がる世界が人それぞれ違う

株式会社MISSION ROMANTIC
代表
森本萌乃さん
「本」を通じたマッチングサービスを手掛ける会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

ゲストは先週に引き続き、
本を通じたマッチングサービスサービス「Chapters」を手がける株式会社MISSION ROMANTIC 代表の森本萌乃さんです。
おはようございます。
森本さんは大学卒業後広告会社で4年間プランナーとして勤務し、
その後転職を経て2009年にMISSION ROMANTICを起業されています。

先週は主なサービス内容をメインに伺いました。
MISSION ROMANTICは本をきっかけにしたマッチングサービスというとてもユニークな本屋さんでした。
本を楽しみたい方も、本を通じて出会いたい方も皆さんがで楽しめるようなサービスでした。
今朝は森本さんが起業するまでの話を中心に伺いたいと思います。

広告会社にいらっしゃったとお話でしたけど、
それを辞めた後、いくつか転職しつつ会社員をやりながら起業されたのですか?

「はい、元々、広告代理店を転職した理由もお客様にもっと近づきたいという気持ちで、事業側に行ってみて、その後その気持ちが加速して、
自分でサービスを持って自分とお客様に触れたいという中で、
週4回会社員、週1でお客様を私はどんなサービスなら持てるかと考えながら企業したていう感じです。」

起業したのはいつぐらいですか?

「2019年の3月にMISSION ROMANTICを起業して、
会社員が週4、週1でMISSION ROMANTICの立ち上げ準備をして行く日々でした。」

となると、コロナウイルスの影響ってありましたか?

「そうですね、コロナによって、会社員自体が、契約社員だったので、
いきなりオンラインミーティングが飛んできて、”契約終了です”と言い渡されるという感じで、平たく言うと自分がクビですよね、人生でクビになるなんて思ってなかったので、こんなことあるんだなと思いました。
起業してると失業しても失業保険は出ないので、
人生で初めてハローワークに行って、失業保険に頼りながら自分の別の副業探して事業を続けようかなとか考えていたのですが、
起業してたら失業保険でませんと言われて、
MISSION ROMANTICをやるしかなかったので、
そっちに集中して行こうかなっていう感じになってきました。」

今ある会社をもっとよくしようっていう方向に力を注ぎ始めるって事ですよね。
実際どうでしたか?

「失業した時に見たのが貯金通帳で、1年ぐらいは生きられると思って、そのお金を使いながら生活のしつつ、
自分の会社としては、周りにビジネスマンもたくさんいたので、
サービスのコンセプトを聞いて共感してくださる方が、ラッキーなのですが居て、
エンジェル投資家の方の出資と、人生初めて自分でも借り入れの借金をして、
その資金を使って今のChapters bookstoreというサービスを作っていくことになります。」

改めて伺いたいのですが今の状況で、
なぜ本をきっかけにしたマッチングサービスだったのですか?

「コロナ禍で本の売り上げが若干上がっているのですね、やはり、やることがないっていうのもあったり、
自分の生活を見直すタイミングだと思って、そういった時に本ってなくてはならない、
何かを知りたい、何かを始めてみたい時に手に取る物が本だとすると、この先も無くならないと思っていて、
今は、便利で快適な物、早く進め DX みたいなばっかりが行くけど、
私はどっちかと言うと、不要・不急の部分を取り戻していきたいという気持ちがあったので、読書の時間をきちんとデザインする、
本との出会いから作っていくことでより読書が楽しくなるんじゃないかなっていうのを考えて始めました。」

改めて森本さんに聞いたようで聞いてなかった話ししていいですか?
本の魅力は何だと思いますか?

「本はエンタメの中で1番ストイックだと思っていて、
映画とかって見れたりとか、あとお芝居とかもっと共有できたり、本は文字の羅列じゃないですか、その先に広がる世界が人それぞれ違うからみんなと読んだ後に共有したくなる、共有する世界が若干違う、それが面白いので、初めまして方とお話をする時の糸口としてはすごくいいと思っています。
そこが魅力かなと。」

おそらく広告会社にいる間は、いろんなエンタメ、メディアに触れる機会があったと思うんですよ、
おそらく映画とか、ラジオとか勿論本とかも、
その中で本に着目したってのが、僕の中でちょっと説得力がありました。

「忙しいから、情報を急いで取り入れようとするけれども、
自分と情報が向き合う時間を取ることによって質が上がると思うんです。
今って、あなたはどう思うかっていう気持ちがとても大切な時代になっている、
だからみんながその気持ちが違うことを前提に、意見を交換できるようなもののきっかけが本であるんじゃないかなと私は思って本にしましたね。」

最後にこれからの夢教えてください。

「先週のハードルと続いていて、大きな夢がなくて、
Chaptersをやりたいと思ってここまで来たので、日々夢が叶ってる状態なのです。
毎日朝起きてChaptersやりたいんだと思って、このサービスに向き合えることが幸せだなと思っています。
あとはMISSION ROMANTICって会社を立ち上げて、ロマンチックってお金ならなそうじゃないですか、
これをビジネスでちゃんとマネタイズしていくところまで出来たら、
私はChaptersをやるじゃなくて、Chaptersでビジネスができるようなるので、ここに次は挑戦したいなと思っています。」

2週にわたってお話を伺いました。
株式会社MISSION ROMANTIC 代表の森本萌乃さんでした。
ありがとうございました。


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