三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.05.19

エンタメとダンスをつなげてより大きな展開を

株式会社Vintom 代表取締役社長
愛甲準
SNSのダンスと動画は切り離せない

今週のゲストは、ダンス事業を中心に展開している、
株式会社Vintom 代表取締役社長の愛甲準さんです。

愛甲さんは、大学を卒業後、サイバーエージェント、テレビ朝日を経て、
2015年にVintomを創業。ダンスをメインにビジネスを展開しています。


これまでどんな事業を展開されているんですか?


「一番大きなものはイベントです。年間10本以上はやっていますかね。
 月に1回ほどは大小さまざま、1万人くらいの規模のものも打っていて
 そこから広告事業だったり、またはダンサーのプロダクションだったり
 最近なら映像を作ったり、などなどですね。」

ダンスに目を付けたのはどうしてなんですか?

「ダンスを始めたのは大学からなのですが、

 義務教育に入ったり、EXILEなどのアーティストが出てきてどんどん人口が伸びている。
 でも芸人で言えば吉本、アーティストで言えばavexやソニーミュージックのような
 ダンスといえばココ!と言うよう場所が無かったので
 ビジネス的に頑張ればいけるかな?と言うことが一つと、
 ダンス業界はダンサーがビジネスをやっていたり、学生が頑張って
 イベントをやっていたりというところが多かったので、
 僕が基本的にサイバーエージェントやテレビ朝日などでエンタメの仕事をしていたので
 そのエンタメの仕事とダンスをつなげたらより大きい展開が出来るんじゃないかというところ。
 あとはSNSですかね。Instagram、youtubeが出てきて
 まさに動画の時代になってきているので、やはり動画とダンスは切り離せないというか
 SNSで動画といえばダンスだろうと、これから伸びるだろうと思っていたので
 ここは頑張りたいなと思いましたね。」

展開されているイベントの中で、とくに有名なのが、
Japan Dancers’ Championship(JDC)とうかがっています。
これはどんなイベントなんですか?

「いわゆる甲子園のダンス版のような。
 大学のダンスサークルは人口がすごいことになっていて
 1つのダンスサークルで300人や500人いるんですね。
 それが大学に複数あったり、文化祭でもトリを飾るのはダンスサークルだったり
 今、大学で圧倒的に人気なのがダンスなので
 その全国大会というか一番のダンスサークルを決めようという大会ですね。」

愛甲さん、JDCの魅力をこのように語ります。

「この大会はストーリーというか物語がめちゃめちゃ泣けるんですよね。
 本当の甲子園のようにみんなここに向けて1年間頑張ってきているので。
 野球は9人でサッカーは11人ですが、ダンスは1つのステージで
 100人で踊るんですよ。その分いろんな人の想いとか
 オーディションをしている大学もあるので出られなかった人たちとか、
 去年悔しい思いをした先輩の気持ちとか、色んなものを背負って
 ステージに立つので、みんな終わった瞬間に号泣していたり
 そういったドラマや感動が見られるので、面白いイベントだなと思っています。」

人と人をつないでいるんですね。
スポンサードを取ってくるのも大変なのでは?

「大変でありますが、僕はあまり営業はしていなくて
 このイベントはSNSでも大学生たち自身がすごい投稿してくれるので
 毎回1万件くらい投稿されるんですね。
 なので大学生にリーチしたい企業は知っているイベントなので
 向こうからお声がけ頂くことが多くて、実績を出していくと
 今年もぜひやりたいと言って頂ける企業の方がたくさんいるので
 僕らも回すことを頑張ってどうしたらもっといい取り組みできますかね?という
 話ができているという状態ですね。」

まさにSNSとダンスビジネスが上手く引っ付いているという証拠ですね。

「昨年はTikTokさんががっつり協賛していただいたんですけど
 そこでもガチダンス選手権というキャンペーンをやって
 大学生のJDCに出演している子達にTikTokに投稿してもらったんですが
 全部で5億回以上再生されたりして本当にすごいんですよね。
 学生のSNSのパワーというものが。」

これからもダンスはより日常的なものになっていきそうですね。  
最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えて下さい。

「イベントも成功しているだけではなく失敗していたりとか
 人が辞めていったりとか、そういった自分の力だけでは乗り越えられない
 ハードルがいっぱいあって、なので失敗を重ねていったことで自分も成長できたし
 自分1人ではなくみんなに頼ることもできるようになってきたので
 ハードルを一つを言われるとなかなか難しいんですけど
 ハードルを乗り越えてきたから今があると思っていますね。」

ありがとうございました。
愛甲さんには来週もお付き合いいただきます。
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 201 | 202 | 203 |...| 374 | 375 | 376 || Next»
  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP