三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.01.08

プログラミングの楽しさをみんなに

加藤將倫
株式会社Progate
代表取締役社長
加藤將倫
価値観を変えた学生時代のプログラミング体験

今週スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社Progate代表取締役社長、加藤將倫さん。
1993年愛知県生まれ。小学校・中学校時代をオーストラリアで過ごし、
母親の影響でプログラミングに興味をもつようになった加藤さんは、
東京大学工学部在学中の2014年に大学の仲間と
オンラインプログラミング学習サービス「Progate」を創業。
大学は中退し、起業家の道へ。
Progateは現在 登録ユーザー数60万人を超え、高い評価を受けています。
まずこのProgateというサービスについて伺いました。

「Progateは、プログラミングを全部、コンピューターのパソコン上で
 学べるようになっていて、やっぱりプログラミングって本で読むよりも、
 自分でものを作ったほうが学びやすいと思っていて、
 実際にホームページや、TwitterみたいなWebサービスをつくる体験を通じて、
 プログラミングを学べるサービスです。
 もともとはWebだけだったんですけど、より多くの人にプログラミングの
 楽しさを知ってほしいということで、特殊なキーボードを用意して、
 つくっている感覚をまず、スマホで試してもらうということもやっていて、
 もっとやりたいとなったらパソコンを買ってもらったりして、
 本格的にできるっていう入り口としてアプリも用意しています。
 とにかく学びやすさを追求していて、ものをつくるためには何が必要なのか、
 できるだけ最短距離で伝えられる構成にして、
 かつ、プログラミングの初心者の方は、セットアップも大変なので、
 ブラウザ上に置くことによって、そのサイトにいけば、
 プログラミングの楽しい部分が体験できるというのが
 評価されている点だと思っています。」

起業のきっかけは、学生時代の経験だったと言います。

「僕は、プログラミング得意じゃなくて、
 むしろ一年くらい挫折をし続けていたんですね。
 大学でも情報系を選択していたんですが、学術的なものが多くて、
 実際にWebサービスやアプリをどうつくるのかってなると、
 そういう情報がなかったんです。なので、当時、
 今の創業メンバーと集まって、自分たちで勉強をし始めて、
 教えてくれる人を探したりしてやっていった経験を元に、
 自分たちが苦労した部分をどうやったらわかりやすく伝えられるかっていうのに
 フォーカスしてやっています。
 ひとつものをつくりあげるっていう経験を通じて、
 自分にもこういうものがつくれるんだとか、
 仕事とかも受けたりしていたので、自分でも価値を提供して、
 お金を稼げるんだというのがすごい自信になったんですよね。
 なので、そういった体験を他の人にもして欲しいなというところから始まっていて、
 そこから起業にも繋がった感じですね。」

大学を中退するほど、夢中になったプログラミング。
ここまでには、どんなハードルがあったのでしょうか?

「軌道に乗るまでは、正直ハードルがなくて、
 むしろ今が一番ハードルを感じている部分で、
 今はユーザーとかは伸びてきているんですけど、
 プログラミングって人種とかを問わないものなので、
 海外でも届けたいなと思って活動をしているんですが、
 すでにそういったサービスもいくつかあって、競合環境っていうのが
 日本よりも激しいので、その中でいかに僕らのプロダクトの哲学だったり、
 届けたいものを届けていくのか、
 改めて自分たちの価値を見つめ直すタイミングになっていますね。」

論理的に物事を組み立てて考えるスキルというのが身につくので、
プログラミングは様々なことにプラスになると、加藤さん。
どんなビジョンがあるのでしょうか?

来週も株式会社Progate代表取締役社長、加藤將倫さんにお話伺います。
お楽しみに!
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