2023.05.30
世界中のコーヒーを自宅で気軽に楽しむ
ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週と来週のゲストは、コーヒーのサブスクリプションサービスを展開する
POST COFFEE株式会社 代表取締役CEOの下村領さん です。おはようございます。
下村さんは2005年にWEB制作会社を立ち上げ、2013年に東京・渋谷の富ヶ谷にコーヒー店兼コワーキングスペースをオープン。2018年に「PostCoffee」を創業。2020年にサブスクリプションサービスを発表しています。
元々はWeb制作会社で働いていたとのことですが、そこからなぜコーヒー店を始められたのですか?
「元々缶コーヒーをたくさん飲む“自称コーヒー好き”でした。ある時ネットサーフィンをしているときにかっこいいデザインのエスプレッソマシンを見つけて、衝動買いをして仕事場に置いていたのですが、仕事場だと社内の人間しか使えないのでもったいないと思い、せっかくならカフェにしようということで始めました。コーヒーの淹れ方も動画サイトなどで見て勉強していきました。」
PostCoffeeが扱っているのはいわゆる「スペシャルティコーヒー」というものですが、これはどんなコーヒーなんですか?
「スペシャルティコーヒーは大きく2つの特徴があって、1つは完璧なトレーサビリティが取れていること、もう1つは有資格者によるテイスティングの検査で、100点中80点以上の評価が取れていて、美味しいと認めれられているというものがスペシャルティコーヒーにあたります。」
PostCoffeeが展開しているサブスクサービスはどのようなものなんですか?
「まずお客様にコーヒー診断を受けていただき、世界中のコーヒー豆200種類の中から表示されたお客様の好みに合うコーヒーが毎月3種類届くサービスになっています。3杯分入った3種類のコーヒーが1500円台で届き、最初の月にドリッパーや紙のフィルターもセットでお届けするので、気軽にドリップコーヒーを楽しむことができます。」
実際ユーザーの皆さんからはどんな声が届いていますか?
「世界中の有名なコーヒーショップのブレンドやいろんな種類のコーヒー豆が届くので、PostCoffeeを続けるだけでコーヒーに詳しくなったり、味がわかるようになったと言うお客さんが多いですね。」
最後になりますが、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。
「ハードルばかりでしたが、サービスの立ち上げと子供が生まれたタイミングが一緒で、子育てとベンチャーの運営を同時視していくのは大きなハードルでした。今はどちらも乗り越えて、成長することができました。」
POST COFFEE株式会社 代表取締役CEOの下村領さんでした。来週もよろしくお願いします!