三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.02.14

世界で通用する食品のブランドに

株式会社Greenspoon
代表取締役 CEO
田邊友則さん
世界で通用する食品のブランドに



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは、先週に引き続き株式会社Greenspoon代表取締役CEOの田邊友則さんです。

「おはようございます。よろしくお願いします。」

田邊友則さんは新卒で2012年サイバーエージェントに入社、
AbemaTVスポーツ局の立ち上げなどに携わった後、
2016年に独立、2019年にGreenspoonを創業されています。
今週は創業にまつわることを伺います。
新卒でサイバーエージェントに入られてますが、どのようなお仕事をされたんですか。

「そうですね、新卒サイバーエージェントではアメーバのブログの広告営業であったりとか、AbemaTVの立ち上げなんかに参画をいたしました。」

こちらで経験を経てその後退社ということで、その退社理由ってのは何かあったんですか。

「退社理由は大きく二つありまして、一つは企業たかったっていう思いがあった思いがシンプルにあったっていうのと、あともう一つ僕自身がAbemaTVのスポーツの編成部長というかみたいなやっていたので、スポーツで何を流せるか決める権限が結構あったんですね。にもかかわらず僕自身あのスポーツをまったくやってこなかった人生でして、何か自分自身がスポーツやってていいんだろうかっていうですね。この仕事を本当に自分自身がやってていいものかっていうの結構迷ってまして、その大きく二つで、退社を決意しました。」

その後海外など放浪されたんですか?

「そうですね。2年間ぐらいですね、結構アメリカだったりヨーロッパだったりの都市にですね、住みながら移動するっていうような、2ヶ月3ヶ月たったら移動するみたいな生活を2年ぐらい続けていました。」

どういった経験されたんですか。

「その間は普通に英語の留学みたいな期間もありましたし、あと現地にこういう人がいたりとか知り合いの家にホームステイさせていただいたりとかしながら、アメリカヨーロッパの文化だったりとか人々だったりとか言語だったりとか食事とかですね、そういったものをたくさんインプットできた2年間だったかなと思います。」

そこで何か今の仕事に繋がる経験というのはありましたか?

「特にアメリカとかヨーロッパにいたときに、健康意識の差みたいなものを非常に感じまして、日本でいうと、結構何かあってから病院に行くっていう治療医学の文化だと思うですけれども、海外ですと、どちらかというと予防医学の文化で、何かある前に自分のセルフケアっていうのを欠かしてないっていう。これ自体が体の健康に繋がるのはもちろんわかると思うんですけど、どちらかというと心の健康にすごい繋がってるなっていう印象がありまして、それを感じて結構東京に帰ってきて起業したっていう感じでした。」

ご自身もサイバーエージェントで働かれて、なかなか心と体の健康をいたわる機会っていうのは少なかったんですか?

「そうですね、非常に忙しい中でなかなか健康を気遣う食生活ができていなくて、その中でも野菜を取るっていうこと自体がかなり難しく感じていたっていう個人的な課題もあったので、そこから起業の種を見つけたというか、繋がってます。」

その後何か準備されたことってのありますか?

「やっぱりグリーンスプーンは創業に当たっては元々IT企業に勤めていたということもありますし、テレビの立ち上げとかっていう仕事だったので、食品を作るっていうことを知らないですし、あと法律だったりとか、工場とか物流とかですね。そういった結構物を届けるっていう仕組みとか物を作るっていうことは全くの素人から始まったので、そういう意味ではほとんど何も知らない状態から始めたっていう感じでした。」

これまでお勤めになってた立場から、社長になるわけじゃないですか。
いろんな人との繋がりをコネクションを見つけていかなきゃいけなかったりとか、
一方で外の繋がりだけじゃなく社内のまとめる力も必要だったりとか、本当に知らないというか新しい技術がたくさん必要だったんじゃないですか。

「もう全てが初めての状態から始めてるので、資金を調達するみたいなこともそうですし、人を引っ張ってきて採用するとかですね、仲間集めですとか、あとは誰も知らないところから工場にあたりに行くんですけれども、その工場の社長口説くとかですね、全ての場所で全部初めてということで、でもだからこそすごい楽しかったですし、やっぱ無知が一番強いというのは実感しましたね。」

いろいろと知ってしまうとできないとか、どうせあれは無理だろうなとかっていう制限かかっちゃいますよね。何も知らないからこそぶつかっていけたという。

「まさにそれだと思います。」

このビジネスモデルを話したときにどういうご意見をいただきましたか?

「もう本当8人から10人ぐらいには少なくとも時間もらって聞いてたんですけど、一番最後に聞いた起業家の先輩が、みんながやめろって言うんだったらやったらいいんじゃないって言われて、完全にそれだなってのがありまして、そこで結構やるのを決意しました。」

みんながいいと思う時点で誰かやりますからね。みんながやめろやめろってことは避けてきたそこにチャンスがあるんじゃないかと。

「まさにそうだと思います。」

資金調達っていう面ではどういう工夫をされたんですか?

「資金調達は、夢を語るしかないんですよね。自分の意志と夢をひたすらぶつけ続けるしか最初はなくて、なんなら商品も最初ないとかサービスサイトもないときに資金調達したので、自分の思いと意志をぶつけて、最初のお金を集めたっていうのがありましたので、どちらかというとその時は事業実績もないですし、例えばラジオに出たとかメディアに出るとかって実績が全くない中からの調達になるので、それも自分で自身の何か想いとか、こうやったら勝てるんですみたいな、いわゆる戦略性だったりとかそういったところをない知識を使って何とか作り上げるっていう感じで調達してきました。」

社長って大変だなっていうのは、アイディアだけあっても集まってこないですからね、人もお金も。

「なので最初に出資いただいたベンチャーキャピタルの担当者も、一緒にまず飲み行こうっていうふうに言われましたね。なのでそこでお互いの生い立ちから、何今までやってきて、どんな価値観でこれからの人生どうしていきたいんだっていう、会社いるって人生とほぼイコールになるので、それを結構最初のタイミングですり合わせて話したっていうのは結構大きかったかなと思います。」

アメリカとか海外転々とした経験ってのは視野も広がって、人間としての魅力を上げるためにはすごく重要な時間だったんじゃないですかね。

「そこももしかしたら評価いただいたのかもしれないですし、あとはそのAbemaTVっていう何かその知ってるものの立ち上げに携わったとか、サイバーエージェントに行ったとかですね、そういったところも多分評価いただいたんじゃないかなとは、最初の頃を振り返ると思います。」

最後になりますが、これからの夢を教えてください!

「これは創業Day1のときから言ってるんですけれども、Greenspoonというブランドを世界で通用する食品のブランドにするということになります。なので僕自身スターバックスであったりとか、レッドブルさんとか素敵なブランドに支えられて生きてる日々なので、そういったものを自分が世に残るブランドをこのあと作っていきたいなというふうに思ってるので、Greenspoonがそうなっていたら僕の夢が叶ったというふうに思っていただければなと思います。」

2週にわたってありがとうございました。株式会社Greenspoonの田邊友則さんでした。ありがとうございました! 



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