三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.05.08

ベトナムと日本の架け橋に

マイ・ホアイ ジャン
RAROMA株式会社
代表
マイ・ホアイ ジャン
人と人をつなぐシクロ

今週スタジオにお越し頂いたのは、
RAROMA株式会社 代表 マイ・ホアイ ジャン さん。
1985年、ベトナム生まれ。2004年に来日。
立命館アジア太平洋大学・国際関係科を卒業後、
9年間日本企業に勤め、2017年に独立。
「シクロ」というベトナムではポピュラーな
三輪の人力車を使った銀座の観光ツアーを展開。
起業2年目、今まさに奮闘中の起業家です!

まずは、事業の中心となっている、「シクロ」について伺いました。
    
「シクロはベトナムがフランスの植民時代に、フランスから持ち込まれました。
 当時はお嬢様や、貴族しか乗れなかったものですが、
 戦争が終わった後にタクシー代わりに使われるようになり、
 今は観光のツールとして活躍しています。日本の人力車のようなイメージです。
 シクロの貴族感、昔のその価値を取り戻したいといのがありまして、
 銀座の美しい街でまた活躍できたらと思っています。
 まだ、新しいので予約は少ないですが、体験していただいた方からは好評です。」

しかし、マイさんの目標はシクロを通じた国際交流だといいます。

「シクロも一つの事業なんですけど、
 シクロを通じて日本とベトナムを繋げていきたいと思っています。
 ものをただ持ってくるのではなく、日本の素敵なサービス精神だったり、
 おもてなし、うつくしい文化風景などと組み合わせて新しい価値を持ったシクロを、
 世界の人々に提供していきたいと思っています。」

ただの移動手段にならによう、シクロはこんな工夫もしているそうです。

「もちろんその場の観光案内ということもあるんですが、
 ドライバーもシクロの魅力の半分だと思っているので、
 ドライバーも夢を持っている人を選んでいます。
 例えば、俳優を目指している方であったり、日本に夢を追ってきた人だったり、
 ぜひ、ドライバーとのコミュニケーションも楽しんで頂ければと思っています。」

マイさん自身も起業を通じて、日本の良さを実感といいます。

「初めてなので、色んなハードルがありました。
 シクロを持ち込んだのも大変でしたり、持ち込んだ後に置く場所や、
 日本の規制に合わせてブレーキの改良、
 コースをつくったり、色々あったんですが、
 どこに行ってもみんな支えてくれて、応援してくれました。」

ベトナムと日本の架け橋になるべく、日々奮闘をするマイさん。
さらなる先に見据えるビジョンとは何なんでしょうか?
来週も引き続き、RAROMA株式会社 代表 マイ・ホアイ ジャン さんにお話を伺います。
お楽しみに!
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