三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.04.08

ベンチャー企業の法務をAIで支える

GVATECH株式会社
代表取締役
山本俊
契約書の判断を効率化

今週スタジオにお越しいただいたのは
GVATECH株式会社 代表取締役の山本 俊さん。
2010年に弁護士になった山本さんは、企業法務 専門の弁護士事務所として、
2012年にGVA法律事務所を設立。
そして、2017年にGVA TECH株式会社を創業
人工知能=AIを活用した法務サービス「AI-CON(アイコン)」の開発など
リーガルテックを用いたプロダクト開発の指揮をとられています。

さっそくですが、GVAというのは何の略なのですか?

「GVAというのは「Global Venture Achievementの頭文字です。
世界進出を目指すスタートアップを支援するための
弁護士事務所はベンチャー企業を法務の面からサポートするために
法律事務所を設立しました。」

まず基本的な質問として、「法務」というのはどういうことを扱うのでしょうか?

「企業に関わる全ての問題を顧問弁護士の立場でサポートしていました。
例えば、一番多いのは契約書、そして株絡みや、
一番わかりやすいのは裁判や、トラブル時に間に入ってのサポート。
またスタートアップ企業だと、新しいビジネスが
法律に抵触する可能性があるのでそこをリサーチしたり、
こういった形なら出来ますよ、というアドバイスが一番価値が出るかなと思います。」

ベンチャー企業の代理の法務担当者として、トラブルを解決するというわけですね?
企業の立ち上げの段階では、専任の法務担当者をいないことがほとんど。

「外部であることの難しさもあります。
こちらから社内の情報を取りに行かないと分からない。
ピンポイントにトラブルが起きそうなところの仮説を立てておいて
常にそこを取りに行くという状態にしないと
いつの間にか変な契約を結んでいたり、
弁護士に相談することだと気づいていなかったりすることがあります。
法務の問題は気づくこと自体が難しいので
企業が気づいて弁護士に持ってきた時点で、ほぼ8割が解決しているというレベル。
”気づく”ということが一番難しいですね。」

さらに2017年に今度は「GVA TECH株式会社」を設立。
法務にテクノロジーを導入されました。
法律関係でAIを活用するというのは難しそうですが?

「そうですね。比較的、日本語はAIで処理するのが難しいと言いますが
法律用語はカッチリしていないとダメじゃないですか。
不明確な表現ではいけないので、使われる表現や単語が比較的、画一的なんです。
今は黎明期なので、これからどんどん良くなっていくということはありますが
機能はし始めています。」

では、山本さんが開発されたAIを活用した法務サービス
「AI-CON(アイコン)」はどういったものか教えて下さい。

「契約書をアップロードすると、条文ごとに
契約内容が会社にとって有利か不利かを判定してくれるサービスです。
元々弁護士が、こういった条文の場合、こういった表現であれば
有利か不利かなどを設定しておき、そのデータを学習させておきます。
新しい契約書が入ってきた時に、この表現なら有利であるなど
過去のデータを参考に自動で判断するという形になっています。」

契約書は流れによって、フォーマット通りという訳にもいかないですよね。
企業や契約によって条文の内容も様々。
この先は、そういったことも全てAIが判定することも可能なのでしょうか?

「新しい表現が出てくる以上、100%は難しいと思いますが、
しっかりとデータを貯めレバ、過去のデータに近いものならば
精度は上がると思います。」

契約書の作成も簡単にできるようになりますか?

「現在も契約書の作成のサービスもあるのですが、
契約内容の意図をYES NOで答えていくと
一瞬で作成できたりもします。」

来週もGVATECH株式会社 代表取締役の山本 俊さんにお話を伺います!
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