三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.05.28

遺伝子解析で自分を知る

株式会社ジーンクエスト代表取締役 兼 株式会社ユーグレナ執行役員
高橋祥子
遺伝子解析を手軽に

今週は【株式会社ジーンクエスト代表取締役 兼
株式会社ユーグレナ執行役員の高橋祥子さん】をお迎えしました。

高橋祥子さんは、1988年生まれ。
京都大学農学部を卒業。
東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士課程在籍中の2013年、
「遺伝子の研究を推進し、正しい使い方を広め、
人々の生活を豊かにすること」をミッションに掲げ、株式会社ジーンクエストを起業。
これまでに、「日本ベンチャー大賞 経済産業大臣賞」などの受賞のほか、
世界経済フォーラム「世界ヤング・グローバル・リーダーズ2018」などに選出されています。

まず「ジーンクエスト」の事業内容を教えて下さい。

「ジーンクエストはゲノム解析ベンチャーで、
 個人向けに大規模遺伝子解析サービスを提供しています。
 遺伝子解析キットを購入してもらい、
 自宅に届いたキットで自分の唾液を採取し、返送していただくと
 だいたい1ヶ月ほどでマイページ上で、自分の遺伝子情報を確認できるという
 サービスを提供しています。」

遺伝子解析で具体的にはどんなことがわかるのでしょうか?

「主に病気の遺伝的なリスクと体質ですね。
 例えば、がん、2型糖尿病、骨粗鬆症など
 高血圧、脳卒中などの病気のリスクの情報をご提供しています。
 体質で言えば、アルコールに強いかどうか、
 また記憶力や乳糖耐性、骨密度といった
 遺伝的な体質の傾向をお知らせしています。」
 
自分の傾向を知ることが出来ますが、今後どう活用していくかというのも大事ですね。

「そうですね。遺伝的な傾向があるからといって
 必ず発症するわけではなく「環境要因」が影響しますので
 リスクが高い時に、食事や運動といった生活の中で
 病気の予防のために行動できるかポイントとなってきます。」

病気のリスク以外にも、ルーツが分かるというものもあるそうですね。

「そうです。自分の祖先がどの大陸から来たのかという情報もお出ししています。」

この世界的に遺伝子解析を利用する人は増えてきているんでしょうか?

「非常に増えてきています。 
 特にアメリカでは、ここ1〜2年で右肩上がりになっています。
 遺伝子解析の技術自体がこの10年くらいで上がってきていて
 コストも下がってきています。」

方法の手軽さも人気の要因なのでしょうね。
日本でも利用者は増えていますか?

「まだアメリカほどではないですが、ここ最近増えてきてはいますね。」

これまで乗り越えてきたハードルは何でしたか?

「遺伝子解析というサービスを提供した時に、
 ”遺伝子って何?”、”よくわからなくて怖い”という声がすごくありました。
 勝手に調べていいのかなどの批判もありました。
 遺伝子を調べるということが世界的に
 技術として出来て当たり前になってきている中で
 どうやってコミュニケーションしていくかというのが
 ハードルではありました。」

来週も高橋さんにお話を伺います。
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