三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.08.06

猫の生活をテクノロジーで見守る

株式会社RABO President & CEO
伊豫愉芸子
見えない猫の様子が“見える”

今週は【株式会社RABOのPresident & CEO、伊豫愉芸子さん】をお迎えしました。

伊豫愉芸子さんは、大学の海洋研究所で、ペンギンなどに小型センサーをつけ、
行動生態を調査するバイオロギング研究に携わった後、リクルートに入社。
インターネットサービスの企画や、新規事業開発を担当。
リクルート退社後、無類の猫好きが高じて
去年の「2月22日」ニャン ニャン ニャンで「猫の日」に
猫の生活をテクノロジーで見守るCat-Tech Company 株式会社RABOを
創業されました。

まずは、株式会社RABOの主なサービスを教えて下さい。

「現在は飼い主さんと猫が1秒でも長く一緒に過ごせるようにするための
 猫の生活を見守るCatlogという首輪型のウェアラブルデバイスと
 スマートフォンのアプリのサービスを開発しております。
 リアルタイムで自分の家の猫様が何をしているか
 1日何をしていたか、昨日と変わりがないかということを見守れるような
 サービスになります」

放送中にCatlogで伊豫さんのお宅の猫を確認したところ
イラストで「寝ています」と表示されていました。
伊豫さんは昔から無類の猫好きだったそうです。

「小さい頃から動物か好きだったこともあり
 動物の行動を研究する専攻に進んだのですが、
 その中でも猫様は殿堂入りというか特別な存在です。」

RABOを起業されたのは去年。昔から「いつかは起業しよう」と考えていたのですか?

「実はまったく考えておりませんでした。
 リクルート出身なので、もともと企業志向だったのかとよく質問されるのですが
 まずはまったく思っていなかったのというのが正直なところです。
 もともと動物が好きだったというのと
 「バイオロギング」という研究自体がとても楽しかったので
 いつか研究をまたしたいとか、動物に関わる仕事をしたいと思っていました。 
 リクルートを退社後、スタートアップに転職をしたのですが、
 自分のプロダクトを作りたいなと思い始め
 「バイオロギング」とリクルートでのプロダクト開発をしていたので
 この2つのバックグラウンドを持っている人は私しかいないんじゃないかというので
 鐘が鳴ったという感じですね。」

バイオロギングというのはどんな研究分野なのでしょうか?

「簡単に言うと、人間が見ることの出来ない動物の行動や時間を
 見えるようにしているというもの。
 主に海洋生物に小型のセンサーをつけて
 その動物が自身が取ってきたデータを解析することによって
 どんな行動をしていたかを明らかにするような領域の学問になります。」

バイオロギングを猫に使うと言う発想がすごいですよね。
具体的にどうカタチにしていったのですか?

「猫様は留守番をすることが多く、私もなのですが
 家にいる時に何をしているかが見えないので
 見えない猫様の様子を見えるようにしようと言うことで
 これはバイオロギングが応用出来るのではないかと
 当時研究をしていた時の恩師、東京大学 大気海洋研究所の佐藤克文教授に
 ご相談したのが一番最初でした。」

企業の際の資金はどのように調達したのですか?

「最初は自己資金と、スタートアップでよくある
 創業関連の融資をベースにやりまして
 今年の春にエンジェル投資家の方から調達を実行しています。
 会社を作ることも、株式を使っての資金調達というのも初めてでしたので
 すべて勉強しながらやっています。」

仲間は、やはり猫好きですか?

「猫好きの方が多いのと、猫様が人を連れてきてくれる方が多くて
 弊社ではエンジニャと言うんですけども
 猫が好きな方が多くて、エンジニャ中心のチームなので
 私のTwitterを見て来ていただいたりとか、
 チーフキャットオフィサー(CCO)のブリ丸というのもいます。」

最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えて下さい。

「今までアプリやソフトウェア系の開発はやってきたんですけども
 こうしたデバイスやIOT関連のことは初めてだったので
 そこのテストやプロダクトの検証というのが今もハードルは継続中です。」
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