三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.03.03

保険をもっと近しいイメージに

株式会社JustInCase CEO
畑 加寿也
万が一に備えるだけではなくて、万が一を無くしたい


ゲストは、先週に引き続き、保険のスタートアップ企業
株式会社ジャストインケース CEOの畑 加寿也さんです。

そもそも「保険会社を立ち上げよう」と思われたきっかけはなんだったのでしょうか。

「転職が多く6社ほど渡り歩いていて、自分で何かをしたいという
 気持ちはあったものの、後押しするものもアイデアもなく過ごしていました。
 外国人が泊まっていくのが面白く、
 4年くらい前にAir B&Bでホストとして人を泊めていたんですね。
 そうしたら24歳のアダム・ギブソンという人がアメリカの西海岸から家に泊まりに来て、
 2ヶ月泊まってくれるというので新橋のニュー新橋ビルの地下に飲みに行ったんです。
 彼はAIのデータサイエンティストで起業していて
 会社を2回潰してしまって、今は3つ目だと話していました。
 それを聞いて、ひと回り下なのに3つ目!?と驚きました。
 "俺は保険をしている"と話したら、インシュアランスとテクノロジーで、
 “インシュアテック”というのがあると聞いたことはあったのですが、
 スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが言っていても”すごいなぁ”と
 自分のこととして考えられないけど、一緒に飲んでいる目の前の若者が言っていると
 全然違ったので翌日から調べ始めました。」  

それがきっかけとなったわけですね。

そして起業されたのが保険会社だったわけですが
どういう保険会社にしたいと思って起業されたのですか?

「人・モノ・お金、全部がある大きな保険会社と同じことをしても仕方ないですし、
 アプリにしようというのはあったので一番最初に発売して
 今も販売している商品はスマホ保険といって、スマホの修理費用保険だったのですが
 ダウンロードした瞬間にサービス提供者側が分かるユーザーの情報は   
 年齢、性別などではなくどのスマホを使っているかですから
 僕はよくスマホを壊してよく修理していたので    
 その修理費用保険にしようというので始めました。」

そこから始まったんですね。
今販売されている商品とはだいぶ違いますよね。

「そうですね。ただ似ている部分があって、アプリでも売れる。
 スマホ保険に関しては、人によって保険料が違うという問題を解決していて
 ジャイロセンサー、加速度センサーというのが歩数などをカウントしているんですが
 やんちゃに動いている人と、静かに過ごしている人ではリスクが違うはずなので
 そこをうちのAIが毎日分析して、やんちゃな人は少し割引が少ないよという風に
 差別化をしています。」

海外の車の保険は車種や色によって違うと言いますから
データをリンクさせるというのはそういうことですよね。
 
「保険はデータ産業なんです。でも今まで使っていないデータの方がたくさんあった。
 インターネットやアプリ上にめちゃくちゃたくさんデータがあるけど
 それを分析するのはとてつもない計算量なんです。
 でもAmazonとかのサービスでかなり楽にできるようになってきたと。
 全部Webアプリとかで完結して、わりかん保険も1〜2分で入れるので
 こんなに簡単に入れていいの?くらいの感覚でやっていますね。」

その他にはどんな取引をやっていらっしゃるんですか?

「直近はわりかん保険もやっていますし、去年の夏に2つ目の商品として
 リリースさせていただいたのは1日単位でも入れるレジャー保険。
 これは第一生命さんとのコラボでさせていただいたんですが、
 最近多いのはスキー保険ですね。
 チェックボットで簡単にスキーに行く車の中で入るような 
 100円くらいで入れる保険ですね。」       

今後こういうことが手軽になっていくんでしょうか? 

「アプリをやっているので、入ったら入りっぱなし
 スマホが壊れなかったら、ガンにならなかったら何も使わないではなくて
 スマホのスコアだったら点数が毎月出てアプリで見ることができる
 わりかん保険だったら、個人情報は見られないですが
 先月誰がガンになったのか今月は100円か、200円か、0円かと変わるので
 戻ってきてもらって自分に悪いことがなくても 
 感じてもらえるサービスにならないといけないという問題意識があって
 なんかよく分からないというイメージを変えたい。
 もっと近しいイメージにしたいですね。」

最後に、これからの夢を教えて下さい!

「保険を長くやってきて今後もするのですが、ガンになった人を助けるのが保険。
 でも、亡くなってしまったり病気は悲しいので、
 その先に行って、どうしたら病気にならないか。
 例えばこの保険に入れば万が一にも備えられるけど、
 どんどん健康になります。保険料が安くなります。というような。 
 せっかくなので万が一に備えるだけではなくて、万が一を無くしたい。
 保険サービスではなくてもいいんですが
 データを活用した健康増進アプリサービスなど、
 そういうのをやっていきたいですね。」
   
畑さん、ありがとうございました。
  • Facebook
  • ツイッター
  • LINE

TOP