三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.08.24

ダイナミックプライシングで食品ロス

ハルモニア株式会社(旧:株式会社 空)
CEO
松村大貴 さん
ホテルや旅館の市場分析の効率化から価格設定を効率化するプロダクト『MagicPrice』というサービスを展開している会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、ハルモニア株式会社の CEO 松村 大貴さんです。
松村大貴さんは1989年、平成元年生まれ
大学卒業後、ヤフーに入社し、広告やブランディングなどを経験後、
2015年に株式会社「空」を創業。

そして、きょうから社名を変更し、漢字の「空」から
ハルモニア株式会社に変更します。
なぜ、今日から社名が変わったのですか?

「空っていう名前は、自分が25歳の創業した時につけたのですが、
大きなことしてみたいなや良い世界にしてみたいなという想いだったのですが、
そこから段々と、自分の想いとか、この事業なぜやってるんだろうなみたいなビジョンがアップデートされて、
このタイミングで、すごく良いクリエイターと出会えたので、一緒に社名も含めてリブランディングしていこうという話になりました。」

このハルモニアという会社名にはどのような想いが込められているのですか?

「ハルモニアは、ハーモニーの語源となってるギリシャ神話の神の名前が由来してるのですが、何のハーモニーを作ろうとしてるかと言うと、
経済合理性とサステナビリティが調和していく世界にしたい、
柔らかくいうと、稼ぐこと・儲けることと、人の幸せや地球の環境とかっていうのを矛盾なく調和できる世界を作っていきたいという想いが込められています。」

ここからはハルモニア株式会社 CEO の松村さんに話を伺っていきます。
今週は、事業内容について伺います。

主に『MagicPrice』というサービスを展開されているそうですが、
これはどういったものですか?

「『MagicPrice』はホテルや高速バスの料金設定を裏側で支援していまして、需要と供給のミスマッチを抑えていくシステムです。
例えば、皆さんがホテルに泊まったりする時に、旅行予約サイトで調べたりする時に出てくる料金とか、高速バスの料金を裏側で決めているサービスです。」

それを、各バス会社や旅行代理会社が参考にするっていうことですか?

「そうです。そういった皆さんが使ってらっしゃるような、データ分析や価格決定の仕組みをソフトウェアとして提供しています。」

よくダイナミックプライシングって言葉を最近聞くのですが、それとは違うものですか?

「まさにそれですね。ダイナミックプライシングは元々航空会社とかホテルから始まっていて、
直近だとバスとかタクシーとかテーマパークで議論がすごい盛んになっているテーマです。」

ハルモニアという会社は、ダイナミックプライシングというジャンルをビジネスモデルにしている会社。
ダイナミックプライシングというジャンルでいこうと思ったのはなぜですか?

「ダイナミックプライシングというのは、そもそも需要と供給、買い手と売り手の人の状況とか、品の数とかに応じて価格を変えていくシステムです。
これすごく面白いシステムだと思っていて、
例えば、ディズニーランドみたいなテーマパークとか、レストランでランチとか、飲み会に行く時とか夏休みとかだと混みますよね、
価格が混雑度合いによって変わっていたら、みんなの行動がどう変わるかなと考えると、人気の時期に行きたいと思う人は高い料金払って行くかもしれないし、
ちょっと高いならもっと安くなる平日の真ん中のあたりとか、
みんなが行かない時期に変えることによって、混雑緩和や密を避ける事が出来ます。」

最近新しいサービスを始めたと聞いたのですがどういうサービスですか?

「高速バスとの事例です。」

高速バスも値段が変わっているんですよね?
会社側からデータを頂いて、その会社のこの日が混んでるって言うのを、
データ化してお戻しするっていうことだと思うのですが、
それは人間でやってるのか、それとも AI とかうまく使ってやってたりとかどうですか?

「そこは自動化されてるものなので、AI とまではいかないかもですが、
こういうデータがあったらこんな分析をして、今ここは混んでるとか、
混んでくるみたいなことを想定することは、ソフトウェアで自動で行われています。」

社名も今日から変わりましたし、気持ちも新たになったと思うのですが、
何か新たな目標とかありますか?

「ここからすごく新しいテーマだと思っているのが、小売の領域で、
いわゆる、スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなどの小売・外食という取り組みがあります。」

小売・外食とはどのような事ですか?

「例えば、スーパーマーケットとかで、賞味期限が近い商品と棚の後ろの商品、
手前から取ろうと道徳心に訴えかけても行動しきれない方もいると思います。
なので、ここの価格を変えようという話です。」

スーパーのお惣菜は夕方になると安売りのシールが貼られたり。

「実は、手作業でダイナミックプライシングをやられてた業界なのですね。」

これは効率化だし、食品ロスにも繋がりますね。

最後に、これまで乗り越えてきたハードル教えてください。

「あまり強いハードル感じたことはなくて、難しいチャレンジがある時こそ楽しくなってしまうタイプです。
でも、今世の中に向けて、ダイナミックプライシングの面白さとか、
それが食品ロスの削減につながっていくと自分達の中で強い確信があるので、
これをどれだけ多くの人に分かってもらえて、良いことだねって受け入れてもらい、
次の時代の当たり前になってくところまでが一番大きなチャレンジじゃないかなと思っています。」

ありがとうございます。
ハルモニア株式会社 CEO の松村 大貴さんにお話を伺いました。
来週もよろしくお願いします。


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