三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.08.31

ポジティブな力を使って、サステナビリティを向上

ハルモニア株式会社(旧:株式会社 空)
CEO
松村大貴 さん
ホテルや旅館の市場分析の効率化から価格設定を効率化するプロダクト『MagicPrice』というサービスを展開している会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

ゲストは、ハルモニア株式会社の CEO 松村 大貴さんです。
松村大貴さんは1989年、平成元年生まれ
大学卒業後、ヤフーに入社し、広告やブランディングなどを経験後、2015年に株式会社「空」を創業。
そして、先週8月24日から社名を変更し、漢字の「空」からハルモニア株式会社に変更します。

先週はハルモニアの主な事業について伺いました。
ホテルやバスの価格をデータで決める「MagicPrice」というサービス。
僕ら利用者にも受け入れられる形で企業側の収益を高めていくという、
難しい価格設定をテクノロジーを使って弾き出すという試みでした。

今週は、松田さんのこれまでを中心に伺いたいと思います。
どんな子供でしたか?

「生意気な子供だったと思いますね。自分は何でもできると思い込んでいるような。」

将来なりたいと思ってたもの、目指してたものとかありますか?

「小学校の頃の夢は社長だったらしいです。」

有言実行ですね。
その当時のことを思い出して、具体的に目指したものがあったのですか?

「結構小さい頃から、自分の人生の時間の有限性みたいなことを強く意識していました。
いつか死んじゃう一度きりの人生、どうやったらうまく使えるかなと、出し切って生きたいと思っていました。」

聞いた話によると、高校生の頃から企画、マーケティングに興味があったと伺ったのですけど、きっかけがあったのですか?

「そうですね、ずっと学園祭の実行委員をやっていて、イベントの企画とか、
その手前のフリーペーパー作ったりとか、ウェブサイト作ったりが楽しかったということが原体験としてあります。」


大学は慶應の法学部政治学科だそうですね。
マーケティングが好きだったら、経済系の学部に行かれるのかなとも思ったのですが、それはなぜですか?

「マーケティングが好きなことは、素晴らしい人たちが優れたアイデアを作っていて、世の中に発信して、それが受け入れられることがクールだなと感じて、
企む人になりたいなというところがありました。」

ちょっと裏で社会を動かしてるようなイメージもありますよね。

「そうですね、自分の中ではエリートになりたくないというのがあって、
決まった路線の中で競争で勝っていくことではなく、
自分はこういう世界観信じてるんだよねとか、みんなはネガティブな未来の話をしてるけれども、
自分はこういうポジティブな将来が生まれるのではないかなとアイディアを発信していたらかっこいいなと思って、
マーケティングとか企画とかのことを考えていました。」

大学の時に映画の『ソーシャル・ネットワーク』に影響されたと伺いました。
そういった考えにも通じていますか?

「大学2年生か3年生の頃に、 Facebook の創業物語の『ソーシャル・ネットワーク』という映画を観ました。
これが自分にとってスラムダンクとかキャプテン翼みたいな位置なのです。
大きく変わったなと思ったのは、テクノロジーを元にして世界を変えていくっていう所を、
真っ正面から取り組む人たち、起業家とかイノベーターみたいな人たちを知ったというところがありますね。」


大学を卒業されてから、まずYahooに入社されてますよね、
これはなぜですか?

「大学の卒業旅行代わりに、シリコンバレーとかサンフランシスコの方に滞在したのですが、行った時にまさにスティーブジョブスが亡くなって、
サンフランシスコの街中全体で弔いのムードになっていたり、スタンフォードとか、Google とかYahooの人達にフランシスコで会いました。
そういう影響で、日本で一度就職するとしても、
インターネット系とかシリコンバレーにルーツがある企業に入ってみようかなというところが Yahoo に入ったきっかけになりました。」

実際に入ってみていかがでしたか?

「すごく面白かったですね。
そこで最初に取り組んでいたのが、インターネット広告の価格決定の技術の部門でした。
それがすごく面白いなと思って、後で他の業界を見てみたらまだそういった価格決定に対する仕組みは存在しない事か分かって、創業のきっかけとなりました。」

ご自身で起業しようと思ったのですか?

「大学の頃から企業っぽいことしていて、
友達と一緒にアプリを作って発表したり、法人を作ってみたことはあったので、再びのチャレンジっていう感じでした。」

ご自身で起業する際に、どの企業家も最初にぶつかる壁だと思っているのですが、人材集めと資金集めはどうされたのですか?

「人材は、今も取締一緒にやってる田中という人ががいるのですが、ヤフーの同期です。
最初のメンバーは Yahoo や大学時代とか、いろんなこれまでの友人知人で集まって、週末家に集まって副業的に作り始めたところから開始しています。」

これからの日本経済をどう見てらっしゃいますか?

「同世代の起業家で話をすると、やっぱり憂いてます。
それは日本経済と言うけれども、そのビジネスサイドだけで経済がどうにもならない。
政治とか、みんなでどうやって決定していく仕組み、国の根本の仕組みとかも含めて、経済とか、サステナビリティの実現とかは
大きく左右されるんだなってこの一年半でみんな痛感したのではないですか。」

肌で感じられるような瞬間は、この1年半たくさんあったと思います。

「そうですね、日本っていう国に囚われる必要もない時代だと思うのですが、地球の問題の方が優先度が高いので。
とはいえ、この国をもう1回ダイナミックにワクワクできるような社会にしていくことは、根底のところから見直していかなければいけない、難しいテーマだと思います。」

それこそ最近多様化と、いう話をよく聞くじゃないですか、それは人間的な多様化もあれば、関わり方もそうですし、
ダイナミックプライシングは、料金の多様化ですよね。
そういう時代になってきてそういうビジネスが増えてますね。

「自分たちのテーマは、ダイナミックプライシングがメインでもあるのですが、ビジネス全体のダイナミック化を掲げていて、
一つの会社に勤めるのではなく、ダイナミックにいろんな会社副業したりとか、うちもそのような働き方をしています。」
「働き方、物の作り方、価値の届け方含めて、硬直的で閉塞的な世界はつまらないと思っているので、どんどん動いていくようなダイナミックな世界にしていきたいのがテーマとしてはあります。」

まだビジネスチャンスは結構あると思いますか?

「ビジネスとか日本経済の規模はもう大きくならないじゃないですか?人口減少してたり、高齢化されたりとかして、
一方で解決しなければいけない社会課題がたくさんあると思っていて、
SDGs、サステナビリティをテーマとしたところで、アパレルにしても、小売にしても、物流とかにしても課題は山積みの状態なので、
ここを解決していくところに、ビジネスチャンスもありますし、
大きな社会インパクト生んでいくチャンスがあるのではないかなとは思っています。」


最後に、これからの夢は何でしょうか?

「ハルモニアの新しいミッションに掲げたのは、地球のサステナビリティを向上させていくというのを明確に言葉にしたのですが、
そこにあるように、ビジネスの力とか、みんなが稼ぎたいとか儲けたいというポジティブな力を使って、サステナビリティを向上させていく、
各業界でのロスをなくしていくというところが自分の夢ですね。」

ありがとうございます。
ハルモニア株式会社 CEO の松村 大貴さんにお話を伺いました。


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