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番組スタッフ
想像以上の活躍を見せているエンゼルス大谷翔平投手。
エンゼルス大谷翔平投手(23)が、日本人では最年少、最速でア・リーグの週間MVPを獲得。
谷は打者として打率4割6分2厘、3本塁打、7打点。投手でも8日(同9日)に7回1安打無失点、12奪三振で2勝目を挙げていました。
イチローでさえ同賞受賞に4年かかったと言います。

私は野球について、また大谷投手の活躍について、テレビや新聞、ネットで報じられている以上のことは知りません。

野球ファンでは全くないものの、これを機にメジャーリーグを観戦する予定はないものの、大谷投手の活躍がどこまでも続くことを願いたくなります。

スポーツの華やかさ、賑やかさがあまり得意ではなく、盛り上がっている事象に対して天邪鬼を発揮してしまいがちで、饒舌で陶酔気味なアスリートを見ると、自分は応援できないので他の人たちに盛り上げてもらいたいと思う私ですが、今回は違います。
言葉少ない大谷投手を見ると、心のどこかで彼を応援したくなったりします。

そんな大谷投手を厳しく評価する人もいます。
プロ野球界の「御意見番」と位置付けられる張本勲氏です。
張本氏は8日放送のTBS系「サンデーモーニング」に出演。その週のスポーツ界に「喝」と「アッパレ」による二元論で評価を下すという例のコーナーで大谷投手の3試合連続ホームランが取り上げられました。
誰もが「アッパレ」をあげたくなるところ、張本氏はあえてなのか「まぐれなのか、アメリカのピッチャーのレベルが落ちたのか、まあ両方だと思うけれども、3試合連続は珍しい」とコメント。
張本氏が「アッパレ」を授けることはなく、「今8番打ってるでしょ。日本ではライハチ言うて、一番下手な人が打つの」などと続けて厳しい言葉を投げかけました。まぁ、それは大谷投手のさらなる活躍を求める張本氏なりの期待の現れなのかもしれません。

「まぐれなのか」「アメリカのレベルが落ちたのか」といった張本氏の発言に、案の定、批判の声がネットで散見されました。

大谷投手を厳しく評価した同じ日。
張本氏はテニスの大坂なおみ選手に対してもデリカシーを欠いた発言をしました。
ミスを連発、目に涙を浮かべてコーチに対し「凄く悲しくなるの。なぜか気力がわかない」と話し、惨敗した大阪選手を紹介。それに対して、「一般のお嬢ちゃんだね、20歳のお嬢ちゃんだね」「女性はあんな変化があるんだね。いや、試合中悲しくなってるっていうから失恋でもしたのかと思って」と張本氏。
【livedoorNEWS:大坂なおみに「失恋でもしたのかと…」張本勲氏の発言が炎上】

張本氏の「喝」(あるいは非アッパレ)に絡む発言が物議を醸すのは日曜日から月曜日にかけてよく見られる光景です。
張本氏の「喝」や厳しい言葉は大体、投げかけられた本人は無反応なのですが、律儀に反応する人もいます。

3年前、キングカズこと三浦知良選手に対し、「早く現役をおやめなさい」と張本氏は喝を与えました。
これに対し、三浦選手は「光栄です」と答えています。すると、その発言を受けた日曜日に張本氏は三浦選手に「アッパレ」を与えたのです。

張本氏が自身の発言がどれだけ可燃性が高いか認識しているかはわかりません。
しかし、「喝」を与えたことによって世間から張本氏が「喝」を食らうことになろうが、その翌週以降に物の見事に「アッパレ」を発動することによって、炎上の炎をかき消すことができるのです。

つまり、どれだけ炎上しようが張本氏はテレビ画面で見る限り、翌週にはノーダメージ。無敵なのです。

張本氏に厳しい言葉を投げかけられることで、彼を見返してやろうと考えるアスリートがいるのかはわかりません。
しかし、「喝」を与えた相手が活躍し、「アッパレ」を与えることで「よく頑張った!」とさらなる長老風を吹かせることも可能です。

言葉の些末を捉えられ、見知らぬ人々から燃料を投下され、火炎の柱をあげることは珍しくありません。
発言した人が本来、何を思ってその言葉を放ったかはどうでも良く、受け手が自身が描くストーリーに沿って解釈します。
「老害」だとして、何かと批判されがちな張本氏ですが、彼より若い世代が炎上し、謝罪に追われている姿を見ると、「喝」と「アッパレ」は最強にも最凶にもなる二刀流使いだと関心させられます。

スタッフ坂本
(2018/4/12 UPDATE)

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