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番組スタッフ
フェイスブックの個人情報不正流出、ツイッターのアカウント凍結など、使っていてもやはり良いことがないと思わざるを得ないSNS。フェイスブックやツイッターは運営側がユーザーの情報を支配し、ほぼ自由に扱えることから「中央集権型」と呼ばれます。これに対し、「分散型SNS」と呼ばれるサービスが昨年のちょうど今頃、突如として話題となりました。
マストドンです。

ツイッターは休眠状態、フェイスブック・インスタグラムは見る専という私が唯一、積極的に何かを投稿する存在にマストドンはなってしまっています。
(他のユーザーがどうかは知りませんが)誰かにいいね!を押されたいという、承認欲求をこじらせることもなく、誰かと絡みたいという願望もなく、周りに誰か(フォロワー)はいるのだけど、独り言をつらつらと吐き出せる、放っておいてくれる。そんな場所であるところが気に入っています。

マストドンはラジオ的なSNSとでも言いましょうか。
「連合」と呼ばれるあらゆるインスタンスのトゥートが集まる場所は雑音に満ちていて、そこはまるで電波が混線している状態にも見えます。
「ローカル」と呼ばれる自分が属するインスタンスのトゥートだけが見られる場所は、ほとんどの雑音は消えており、それでも興味のない投稿も多々見られて、まるで一つの放送局のよう。
さらに自分がフォローした人のトゥートのみを見られるのが「ホーム」。これは自分の趣味、思考が合う人、興味がある人等を主にフォローしているので、能動的に聴く番組のようでもあります。
発信力のあるユーザーは、タイムラインの話題を作り出し、その流れに乗る他のユーザーのトゥートを拾い、話題を盛り上げる。まるでパーソナリティーのようです。
お気に入りのユーザーのトゥートに逐一反応するヘビーリスナーのようなユーザー。
ハガキ職人のようにセコセコとネタ系のトゥートをするユーザー。
新たなサービスを作るなど、環境を整備してくれるユーザー。これはさしづめスタッフといったところでしょうか。
ラジオを流しつつ自分の好きなことをする、独り言を呟くユーザーもいます。多分、私はこれです。

フェイスブックの個人情報が大量流出し、不正使用されたことが発覚して以降、私はますます、SNSをやるならもうマストドン一択でいいのではないかと思うようになりました。
マストドンのプライバシーポリシーには、次のように記されています。

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あなたは人間で、製品ではありません。Mastodonは自由で、フランチャイズではなく、クラウドファンディングによってオープンソースで開発されています。全てのインスタンスは別々に所有され、管理され、モデレートされています。単一の営利企業による独占や、広告、トラッキングはありません。Mastodonはあなたの手助けをし、それ以外は何もしません。
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SNSに寄せられる情報は、カネを生むビッグデータとして、商機として捉えられがちですが、マストドンは違うのです。

実名で登録してしまっているフェイスブックが建前のSNSだとしたら、マストドンは本音を吐けるSNS。
裏垢のような存在でしょうか。

本来使うアカウントとは別に本名を伏せた「裏垢」をめぐっては度々、トラブルが明らかに持っているように「持っていることこそ闇」というイメージがあるような気もします。
しかし、意外と裏垢を所有しているメリットは大きいようにも思われます。
事実、ある調査では小中高生の4割が裏垢を保有していることがわかりました。

他人に厳しく、正しさを押し付けるのがSNSに集う人々の性。
実名アカウントで思わぬ炎上を食らってしまう前に、鍵付きの裏垢を持っておくことは現代における自己防衛技術であり、十分なリテラシーであると言えるでしょう。もちろん、裏垢をきっかけとした犯罪や事件に巻き込まれないための防衛策を身につけておかなくてはいけません。
フェイスブックに虚栄心に満ち満ちた投稿を実名でするおっさんよりは、小中高生の方がもしかしたらインターネットのリテラシーは高いようにも思われます。

SNSはやらない方が精神の衛生は保ちやすいような気もしますが、玉石混交のインターネットの中で、SNSをやっていたがために「玉」を発見できるということも実際にありました。
実名を晒して、虚栄と承認欲求丸出しの投稿をするくらいなら、精神の衛生を維持するために「裏垢」を一つは持っておくのも良いでしょう。

スタッフ・坂本
(2018/4/19 UPDATE)

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