• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】学校は行かなくてもいい / 小幡和輝(著)

夏休み前後、学校に通う子どもが自ら命を絶つ「9月1日問題」。 学校に行きたくない子どもが追い詰められることが原因の一つとされています。 今まさに追い詰められている子どももたくさんいるでしょうが、本書はそうした子どもの重くなった心を軽くしてくれるもの。 タイトルどおり、学校に行かなくてもいい理由を、...…続きを読む

【まえがきは謳う】バットマンの死 ポスト9.11のアメリカ社会とスーパーヒーロー / 遠藤 徹 (著)

アメコミを代表するスーパーヒーロー「バットマン」をもとに9・11後のアメリカの「呪い」「トラウマ」を読み解く本書。 個人的に最も読み応えがあったと感じたのが、本書後半に添えられた約70ページにわたるジョーカーについての考察。 ジョーカーといえばバットマンの宿敵として知られ、『ダークナイト』で故...…続きを読む

【まえがきは謳う】悪態の科学 あなたはなぜ口にしてしまうのか / エマ・バーン(著) 黒木章人(訳)

本書は「クソ」「チクショウ」「ふざけんな」などの、人を罵倒する汚い言葉を言語学・神経科学・文化論など複数の視点から考察するもの。 罵倒語を発することで痛みが緩和され、痛みへの耐久度が増すことを証明した実験や、罵倒語は一般的な言語とは異なる部位で処理されるという話、チンパンジーが人間の罵倒語を習得...…続きを読む

【まえがきは謳う】一揆の原理 (ちくま学芸文庫) 呉座 勇一 (著)

夏の甲子園で準優勝となった金足農業高校の活躍は「平成の百姓一揆」と称されていたこと。話題となった『応仁の乱』の著者でであるということ。 この2つが本書を手に取った理由です。 「一揆」というとどうも農民が農具や竹槍を持って、上位階層に暴力で訴えるという革命のイメージが付きまといます。おそらく多く...…続きを読む

【まえがきは謳う】恐怖の構造 / 平山夢明(著)

この時期はとくに、ホラー映画や怖い話といった類に触れる機会が増えます。 わたしは幼い頃からこういった類のものに触れすぎたため、「怖い」と感じることはほとんどなくなったのですが、今でも目にすると“怖さ”を感じるものも多少はあります。 その中のひとつが、ピエロ。 大道芸人や、某ファーストフード店のキャ...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本型組織の病を考える / 村木厚子(著)

財務省による公文書改ざん、財務省の次官によるセクハラ問題、鉄鋼・自動車メーカーによる品質データ改ざん、日大のアメフト問題などの不祥事には、日本型組織に問題がある。 これが本書の主張です。 著者は、郵便不正事件の冤罪逮捕で知られる元厚生労働事務次官。 「間違いを認めない」「プライドが高い」「外との...…続きを読む

【まえがきは謳う】虫から死亡推定時刻はわかるのか? / 法昆虫学の話 三枝 聖 (著)

岩手医科大学教養教育センター生物学科講師である著者は、法昆虫学の専門家。 耳慣れない法昆虫学とは、「昆虫を証拠の一つとして、日常生活で起こりうる昆虫が関与する諸問題について調査し、解決する分野。あるいは調査・捜査に利用するために、昆虫について研究する分野」と著者は定義づけます。 「ヒト死体を蚕食...…続きを読む

【まえがきは謳う】戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道 (中公新書) 筒井清忠 (著)

現代政治を説明する際、頻繁に用いられる言葉「ポピュリズム」。 劇場型大衆動員政治と訳される場合、日本においてそれの出現は戦前に見てとる事ができます。 本書は戦前に現れた「ポピュリズム」に遡り、大衆によるうねりがどのようにして日米戦争に至ったかを当時の記録を元に、丁寧に解き明かすもの。 本書で「民...…続きを読む

【まえがきは謳う】不道徳お母さん講座 / 堀越英美(著)

母親につきまとう、「無償の愛」と「自己犠牲」というイメージ。 本書では、こうした“母性幻想”が誕生したいきさつをひもとき、その原因を突き止めています。 その原因とされるのが、大正5年に刊行された女子教育家・下田次郎の『母と子』。 主婦層に支持され、大ベストセラーになったこの本には、こんな気持ちの悪...…続きを読む

【まえがきは謳う】朝、目覚めると、戦争が始まっていました / 方丈社編集部(編)

終戦の日が近づくと、書店には戦争関連の本が平積みになります。その中で目に留まったのが、これまでにない切り口で戦争というものを捉えた本書でした。 本書は、太平洋戦争が勃発した1941年12月8日、「日本人が戦争をどう感じ、何を考えたのか」を当日の知識人・著名人の日記、回想録から偽らざる戦争の実感を甦らせる...…続きを読む

【まえがきは謳う】吾輩は童貞である 童貞について作家の語ること / キノブックス編集部 (編)

筒井康隆、中島らも、谷川俊太郎など、童貞にまつわる名随筆・私小説・短歌をまとめた本書。 例えば、「自分は女に飢えてゐる」と『お目出たき人(抄)』で綴った武者小路実篤。 26歳で女を知らない「自分」。意中の女性へと結婚すべく思いを張り巡らせるのですが、その思いは理想の女性の「肉」と「心」への崇拝で...…続きを読む

【まえがきは謳う】宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり (ブルーバックス)戸谷 友則 (著)

「夏」と言えば、「宇宙」というイメージがあるのは日本だけでしょうか。この季節はあちこちで「宇宙」に関するイベントが開催され、書店に足を運んでも特設コーナーが設けられていたりします。 子供の頃から夏になると毎年、宇宙や星について本を読んだりしましたが、ここ最近、宇宙系の本を読み、当時と今とが違うと...…続きを読む

【まえがきは謳う】数字が明かす小説の秘密 / ベン・ブラット (著) 坪野圭介(訳)

本書は、スティーヴン・キングやJ・Kローリングといった著名な作家の「小説」を「統計的に分析」したもの。 「副詞が減れば減るほど良い作品」であること、「男性作家は、男よりも女にキスをさせる」こと、「『リング』という単語は女性作家が男性作家の約2倍多用」していること、「ピューリッツァー賞ノンフィクション...…続きを読む

【まえがきは謳う】サリン事件死刑囚 中川智正との対話 / アンソニー・トゥー(著)

オウム真理教の一連の事件で13人の死刑囚全員に刑が執行されました。 本書は、そのうちのひとり、中川智正元死刑囚と15回に及ぶ面会を重ねた人物。 松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った世界的な毒物学者で、中川死刑囚との「死刑執行されたら出版してください」...…続きを読む

【まえがきは謳う】世界から消えた50の国 1840−1975年 / ビョルン・ベルゲ (著),角 敦子 (訳)

短い期間のみ実在し、消えた50の国を紹介する本書。植民地主義、帝国主義、移住ブーム、戦争が入り乱れていた時代を背景に、歴史の片隅に実在した国の知られざる運命を記します。 本書が他の歴史本と少し違うのは、実際に消えてしまった国で使われていた「切手」を元に、その国の歴史や文化を紐解いている点です。 「...…続きを読む

【まえがきは謳う】炎上とクチコミの経済学 / 山口真一(著)

炎上もクチコミも科学的に見れば、「情報拡散」という同じ現象の表と裏。 こうした考えのもと、著者は豊富な統計データなどを用いた様々な実証分析によって、炎上とクチコミの実態を明らかにしています。 ネット炎上の参加者はネットユーザーの0.5%、炎上の動機は「正義感」、実名制にしても炎上は減らない…。 こ...…続きを読む

【まえがきは謳う】人間の解剖はサルの解剖のための鍵である / 吉川浩満(著)

本書は、人工知能、ゲノム編集といった進化と声明にかかわる技術の発展によって、人間が抱く「人間観」がどう変わったのかを考察するもの。 著者が3年前から書き下ろしてきたエッセイやインタビューなどが収録されていて、それらを通して「人間観」の変容が感じとれるような構成になっています。 たとえば、想定外の遺...…続きを読む

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