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家めしこそ、最高のごちそうである。 簡単、なのに美味い!
佐々木 俊尚 (著)
税込価格:1,404円
出版社:マガジンハウス
ISBN:978-4-8387-2645-5


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バブル以降、長らく続いてきた美食ブーム。しかし、このところ、美食とは対極にある、家でつくる何てことない料理「家めし」がテーマの本を目にする機会が多い、と感じます。
なぜ今、「家めし」なのでしょうか。気になり、内容紹介に「外食より、家めしの時代です」とある、本書を手に取ってみました。
著者は、ジャーナリストの佐々木俊尚さん。忙しい日々のかたわら、自宅の食事はすべて自分でつくっているという著者は、持ち物は減らしてシンプルな生活を志向しているのに、食だけは相変わらず、珍しくて高い食材を使うような「美食」や、コンビニなどの「ファスト食」でごまかしている人が多いと嘆き、美食とファスト食の中間に位置する、健康的で美味しくて手間もお金もかからない「家めし」が大切だと説いています。

ただ、実際につくるとなると、食事は毎日のことなので、やはり面倒。そういう人のために著者は、「家めし」のコツを4つ示してくれています。
・「料理は見た目が9割」と覚えよ
・食感に驚きのアクセントを
・タイムラインを意識し、手際よく
・酒に合う料理こそがセンスの良い料理である
これを著者のように継続していけるかはわかりませんが、とりあえずやってみようという気にはさせてくれます。
毎日つくるのは面倒で、気を抜くと悪い方向に偏ってしまう食習慣。そうした食習慣を見直すきっかけをくれる一冊です。

(評者:スタッフH)
(2014/5/23 UPDATE)

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