書考空間


宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり (ブルーバックス)新刊
戸谷 友則 (著)
税込価格:1,080円
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-512499-4

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「夏」と言えば、「宇宙」というイメージがあるのは日本だけでしょうか。この季節はあちこちで「宇宙」に関するイベントが開催され、書店に足を運んでも特設コーナーが設けられていたりします。
子供の頃から夏になると毎年、宇宙や星について本を読んだりしましたが、ここ最近、宇宙系の本を読み、当時と今とが違うと思うのは、宇宙に関する技術の圧倒的な進歩でしょうか。

ここ数十年で爆発的な発展を遂げた天文観測技術で、「宇宙の果て」にどこまで迫れるのか。
最新の観測から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、残された大きな謎を最先端の研究者が解説する本書。
そもそも「宇宙の果て」とは何なのか。
著者は、464億光年を本書では人間が観測できる限界という意味で「観測可能な宇宙の果て」と定義します。
宇宙が誕生して138億年と言われますが、時間と空間のいずれをとってもどれほど大きなものなのか、想像することすら叶いません。464億光年という数字の規模も大きすぎて想像できませんが、そんな大きな数字を人間が観測して弾き出せるようになったということでも十分な偉業です。
人類の宇宙観測がいかにして「観測可能な宇宙の果て」までの大部分を直接見るまでに至ったのか、その道のりと最新の動向を、銀貨や星の誕生と進化の物語を交えて説明。

時として新聞の一面を飾るなど、大々的に報じられる宇宙の科学技術にまつわるニュース。しかし、そう言った報道があるたびに”理解しようと思ったけど無理だった”と言った声を耳にします。
重力波とは何なのか。なぜ相対性理論が登場するのか。
本書にはここ最近の宇宙に関する時事用語のほとんどが登場し、わかりやすく解説されています。
(2018/8/9 UPDATE)

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