書考空間


天空の地図 人類は頭上の世界をどう描いてきたのか (NATIONAL GEOGRAPHIC)
アン・ルーニー (著)
税込価格:2,916円
出版社:飛鳥新社
ISBN:978-4-86313-406-5

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スタートトゥデイの前澤友作氏が「月旅行」への民間人搭乗者第1号として名乗りをあげました。
なぜ人は宇宙に魅了されるのでしょうか。
宇宙に行ってみたいとは思いませんが、天体図を見るのは好きです。特に、現代ほど科学が発達していなかった時代に、未解明の自然というものを当時の人々が想像力を爆発させて処理しようとしたイラストにとても惹かれます。
本書は、頭上に広がる未知の世界に神異を見出した昔から、観測技術の発展をへて、現代の私たちが知る宇宙像を獲得するに至った人類の足跡を絵画と画像で辿るといもの。
地球を中心として構成され、キリスト教と結びついたのちは長く天動説の根拠として描かれたプトレマイオスの宇宙像。メソポタミアに起源をもつ神話や観測の成果の結実である美しい星座図帳。
世界の東西で同時に目撃された大きな天体現象は、それぞれの観測手段・解釈・表現技法によってさまざまに記録されました。
空想的な世界が徐々に科学的なそれへと移り行く様子には感動すら覚えます。人類がいかに空に魅了されてきたのかがわかる一冊です。天体ファンならずとも本書に心を動かされるのではないでしょうか。
(2018/9/24 UPDATE)

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