せっかくのハワイ旅行で堪能したいのは、ハワイで愛される「ローカルフード」。

ハワイのローカルフードを定義できるなら…
「ハワイのローカルが好んで食べるご飯」「ハワイローカルに人気のあるフード」という感じです。

まずは、プレートランチ。
今では、日本のフェスなどでも当たり前となっていますが、ワンプレートにご飯とおかずがドーンと鎮座しているプレートランチは、ハワイの定番お食事スタイル。
1枚のお皿に1食分の食事が盛り付けられ、ボリュームも満点。
ビーチや公園での気軽なピクニックにもおすすめです。


おススメのお店は、日系のイフクセイジさんと奥さんのアヤコさんが1961年にカパフル通りに創業し、以来50年以上クラシックなハワイスタイルのプレートランチを提供し続けている、レインボードライブイン。
ここは、2スクープのライスとマカロニサラダ付きの安くてボリュームのある料理を提供する、オバマ前大統領、ローカルから愛されるお店。

次におススメのお店は、ローカルの人では知らない人はいない、カポレイにあるワイアホレ・ポイ・ファクトリー。
ポイとは、昔、ハワイ人の主食となっていたタロイモの球茎から作られた、液状の食べ物です。
蒸した球茎を、粘りが出るまですりつぶすと、ポイの完成です。
そのハワイを代表するフレッシュなポイをいただけるのが、こちらのお店です。


ここでは、バナナの葉で豚を丸ごと包み、土の中のかまどで蒸し焼きにする、ハワイのお祝いの席には欠かせない伝統料理カルアピッグもおススメです。
ちょっと塩味のきいた風味と、ホロホロとほぐれるお肉のやさしい食感も魅力のひとつです。

そしてポケ。
これはハワイ近海で獲れた新鮮なシーフードをひと口大に切り、ハワイアンソルトや海藻、ネギ、醤油やごま油などと混ぜ合わせたポピュラーなロコメニュー。

アヒ（マグロ）のポケのほか、豆腐ポケやタコポケ、カニカマポケなど、バリエーションは多種多様。
ごはんの上に乗せてどんぶりメニューとして、またポケ単体でビールと一緒に味わうのも最高です。

他には、ここ2、3年日本でも聞くことがあるガーリックシュリンプ。
これはプリプリのエビとガーリックがタッグを組んだ、ノースショアの名物料理。
エビをたっぷりのガーリックバターと共に炒めるのが基本ですが、ピリ辛ソースやクリーミーソース、レモン＆ペッパーなど、お店によってアレンジが違うのもポイントです。


意外と知られていないのは、ハワイの家庭の食卓の定番となっているガーリック・枝豆。
茹で上がった枝豆をフライパンで、きざみにんにくを入れて炒めたものです。
一家に一品といっても過言ではないガーリックエダマメ。
各家庭のソースが決め手となる、お客さんのもてなしメニューとしても定番です。

ちなみにハワイはお米の年間消費量が全米No.1。
ハワイに行ったらハワイを味わう。そんなイート・トゥ・ハワイを満喫してみてはいかがですか？