Reportレポート

男女ともに起こる「産後うつ」、そこから生まれる「虐待」…育児を孤立させない仕組み「coe」の立ち上げ、新たな取り組みを紹介

DATE2022/02/14
TOKYO FMの生ワイド番組「THE TRAD」(毎週月曜〜木曜15:00〜16:50)。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎(店長・パーソナリティ)と、吉田明世(専属店員・アシスタント)が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。

ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「LINE WORKS Presents THEお仕事ラッド」では、レポーター・安藤咲良が東京近郊の中小企業を訪問。新しい働き方など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介します。

2月14日(月)放送のゲストは、産前・産後ケアに関するサービスを提供する「株式会社こそらぼ」代表・久保主税(くぼ・ちから)さん。企業のきっかけや、“新しい取り組み”について伺いました。

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ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「THE お仕事ラッド」。ナビゲーターをつとめるのは、「THE TRAD」専属店員・安藤咲良です。現場に強い仕事用のLINEを提供する「LINE WORKS」と番組がタッグを組んで、首都圏の会社やお店で働いているリスナーと中継を結び、ご自身のお店をPRしてもらいます!

◆当事者として問題を解決するために…

安藤:今日は東京・渋谷にオフィスを構える「株式会社こそらぼ」に来ています。こちらでは、コミュニケーションを大事にした子育て支援をしています。隣には代表の久保さんにお越しいただいています。

久保さんは会社に勤めながら「株式会社こそらぼ」を起業したそうですよ!

稲垣:久保さん、こんにちは! なぜ働きながら起業したのですか?
   
久保:私と妻が仕事に打ち込んでいる時期に子どもが生まれ、仕事と育児の両立に悩んだことがありまして……。会社の上司・同僚に相談するも、理解を得られず転職をしました。子育てに余裕がでた頃に共働きの夫婦に話を聞くと、みんな「悩んでいた」と言われまして。仕事と育児の両立には社会の理解、そして父親である男性の育児参加が重要だと考え、当事者としてこの問題を解決するために「株式会社こそらぼ」を起業しました。

安藤:久保さんの実体験がきっかけとなって立ち上げられた「こそらぼ」では、出産前から育児家庭をサポートする仕組み「coe(こえ)」の運営もされているんですよね?
     
久保:はい。特に子育てが初めての方は、悩みを周りに共有したり、相談できなかったりして孤立することが多いんです。男女ともに起こる産後うつ、そこから生まれる虐待……行政は、これらの問題が起きてからしか介入できないので、私たちが「子育てを控える人」と「サポートしたい人」をマッチングして、いつでもコミュニケーションが取れるように「coe」を立ち上げました。

安藤:出産前から相談できることで安心して出産できますし、信頼関係が築けますね。「coe」の利用方法について教えてください。

久保:「coe」は、「LINE WORKS」を活用したサービスを提供しています。まず、LINEで「こえ(COE)出産育児を応援するチーム」と検索し、「友達登録」してください。

助産師や心理士、育児経験者など、さまざまなサポートメンバーの中から3人が“応援団”としてマッチングされます。グループ内では、不安や悩みを相談できます。

私たちが「LINE WORKS」を利用する理由は、メンバーを一元管理できて、情報をしっかり守ることができるからです。「coe」は無料で利用できますので、ぜひ登録してみてください。

稲垣:相談しやすい環境があると心強いですね! そんな「coe」では、新しい取り組みを導入するそうですね?

久保:はい。「coe」は、さまざまな専門医と連携しています。今後は、相談者の声を、産後うつなどの研究に生かしていければと思います。また、これからの世代の方の子育てが「苦しくて大変」ではなく、「楽しくて大変」と言えるように、サービスを考えて提供していきます。

安藤:久保さん、ありがとうございました。これから育児を迎える皆さん、ぜひ「coe」に登録してみませんか? 出産前後のお悩みを、心強いサポーターが一緒に考えてくれますよ!

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