Reportレポート

建設業界の高齢化・人手不足の問題解決を目指して…「フォトラクション」の思い、業務効率化につながる施工管理アプリとは?

DATE2023/01/16
TOKYO FMのラジオ番組「THE TRAD」(毎週月曜〜木曜15:00〜16:50)。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎(店長・パーソナリティ)と、吉田明世(専属店員・アシスタント)が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。

ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「THEお仕事ラッド」では、レポーター・安藤咲良が東京近郊の中小企業を訪問。新しい働き方など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介します。

1月16日(月)放送のゲストは、建設業向けのクラウドサービスを提供している「株式会社フォトラクション」ビジネス推進部の青出木悠人(おうてき・ゆうと)さんです。同社が提供する施工管理アプリ「Photoruction(フォトラクション)」について伺いました。

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レポーターの安藤咲良、株式会社フォトラクションの青出木悠人さん

◆スマホ・タブレットのみで作業が完結!

安藤:羽田空港第3ターミナルに直結する「羽田空港エアポートガーデン」が、1月31日(火)にオープンするのをご存知ですか? ホテルやフードコート、天然温泉などが楽しめる複合施設です。温泉からは富士山や飛行機なども見えるそうですよ!

また、春には「東京ミッドタウン八重洲」や「東急歌舞伎タワー」など、今年は新しい商業施設が続々とオープンしますよね。

吉田:楽しみですね!

安藤:このように建設ラッシュが続いていますが、建設業は人材不足という問題を抱えています。今日は、建設業向けの生産性向上サービスの開発をおこなっている株式会社フォトラクションを紹介します。スタジオには、同社の青出木さんにお越しいただいています。

稲垣:青出木さん、こんにちは! 建設業向けの生産性向上サービスをおこっているとのことですが、詳しく教えていただけますか。

青出木:建設現場における写真や図面、工程などの情報をクラウドで共有・管理し、検査の記録、書類作成といったさまざまな業務を効率的におこなえるアプリケーション「フォトラクション」を提供しています。また、工事で必要となるさまざまな事前準備をサポートするアウトソーシングの仕組みも、同アプリで提供しています。

安藤:工事現場で作業できるように、携帯やタブレットからそのサービスを受けられるんですよね?

青出木:はい。例えば、建設現場では、工事の状況を記録するために写真を撮影します。従来は現場監督が、撮影用カメラと場所などの情報を書き込んだ黒板を持って撮影していました。撮影する写真は、数百枚〜数万枚のボリュームになることもあります。

カメラや黒板だけでなく、書類や図面など、たくさんの道具を持って現場を回っているのですが、「フォトラクション」のアプリを使えば、デジカメや黒板、図面を持たずにスマホやタブレットのみで作業が完結します。フォトラクションのカメラを立ち上げて、図面上に撮影場所のタグ付けなども簡単にできます。

安藤:数万枚もの写真をアプリ1つで管理できるのはとても便利ですね! 撮影した写真は、自動的にフォルダに振り分け保存されるそうですね。

青出木:撮影するときに選んだ黒板の情報をもとに自動的に整理してくれるので、事務所に戻ってから写真を整理する手間がなくなります。ほかにも最新図面の閲覧、書き込み、協力会社への指示出し、工事工程表の作成・共有、現場で使っている紙の帳票の取り込みによるペーパーレスでの記録など、現場監督のさまざまな仕事をスマートにできます。

「フォトラクション」を使われているお客さまのなかには、現場での1人当たりの作業が月20時間以上削減され、報告作業にかかる時間も99%削減できたなどの成果も上がっています。

安藤:効率良く仕事を進めることができるようになり、建設業界が抱える人材不足という問題の解決策の1つになりそうですね! このようなサービスができた背景には、創業者の思いがあったとお伺いしています。

青出木:弊社の創業者・中島貴春は、もともとゼネコン出身で、現場監督やシステム企画部門の経験を経て、「もっとテクノロジーを活用して建設現場を効率化できるのではないか?」「建設業界の高齢化や人手不足といった問題を解決できるのではないか?」と考え、2016年に会社を立ち上げました。「建設の世界を限りなくスマートにする」というミッションを掲げて事業をおこなっています。

代表の中島は、昨年末に日経BPから書籍「Digital General Construction 建設業の“望ましい”未来」を出版しました。建設業でのテクノロジー活用の歴史と今後の展望、弊社として推進したいことについて詳しく語っています。ぜひ手に取っていただけるとうれしいです。

◆「LINE WORKS」活用で業務連絡のやり取りがスマートに

安藤:建設現場におけるテクノロジー活用の必要性は、昨年末におこなわれた専門展「第2回 建設DX展」でも語られたそうですね?

青出木:はい。その際に他社と協力しておこなったのですが、効率よく連絡が取れるようにビジネス版LINE「LINE WORKS」を使用しました。複数の人たちに同時に簡単に連絡でき、既読が付くので連絡待ちの心配もありません。

また、チャットなので用件から会話ができるので対応も判断も早く進められます。WordやExcelなどの資料もフォルダ機能で簡単に共有できるのもありがたいです。

稲垣:携帯でWordやExcelの資料を確認できるのはとても便利ですよね。

安藤:青出木さん、ありがとうございました!「フォトラクション」のアプリで建設現場の仕事を効率化しませんか? 携帯やタブレット1つで業務を進めることができますよ!

◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください!
このコーナー「LINE WORKS Presents THE お仕事ラッド」では、番組で企業やお店をアピールしたいというリスナーを募集しています。会社の雰囲気や、販売している商品・サービスなど、アピールポイントとともに番組特設サイトからお送りください。ご応募いただいた方のなかから抽選で、レポーターの安藤咲良が会社訪問をいたします!

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