Reportレポート

人手不足の建設業界…デジタルの力でサポート! 作業員の負担軽減・効率化を図る施工管理サービス「Buildee」の特徴とは?

DATE2023/02/27
TOKYO FMのラジオ番組「THE TRAD」(毎週月曜〜木曜15:00〜16:50)。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎(店長・パーソナリティ)と、吉田明世(専属店員・アシスタント)が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。

ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「THEお仕事ラッド」では、レポーター・安藤咲良が東京近郊の中小企業を訪問。新しい働き方など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介します。

2月27日(月)放送のゲストは、建設現場に「ICT(情報通信技術)」を導入し、建設業界をデジタルの力で支えている企業「株式会社リバスタ」事業本部 新規事業企画グループの万見悠貴さんです。同社が手がける建設現場の施工管理業務をサポートするサービス 「Buildee(ビルディー)」や、ビジネス版LINEとの連携によるメリットなどを伺いました。

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レポーター・安藤咲良、「株式会社リバスタ」万見悠貴さん

◆建設業界の人手不足をデジタルの力でサポート!

安藤:このコーナーでは、これまで何度か建設業界の人手不足のお話をしてきました。現在、建設業界で働く20〜30代の方はおよそ126万人。一方、50代以上の方は約231万人で、今後は働き手が減少し、さらなる人手不足が懸念されています。

そんな建設業界をデジタルの力で支えているのが、株式会社リバスタです。スタジオには、万見さんにお越しいただいています。

稲垣:万見さん、よろしくお願いします! 建設業界の人手不足、どのようにサポートしているのでしょうか?

万見:建設現場における施工管理業務の負担軽減や効率化、生産性向上をサポートするために、クラウド型の施工管理サービス「Buildee(ビルディー)」を展開しています。Webサービスなので、パソコンやタブレット、スマートフォンから、作業員の方が現場の状況に応じて使用することができます。

「Buildee」では、主に3つのサービスを展開しています。

1つ目は、現場の作業員の入退場をクラウド記録できるサービス「Buildee入退場管理」です。これは、専用の顔認証機器に顔を映すだけで、作業員の名前や入退場の時間、検温の情報を管理画面に自動入力するものです。記録する手間を削減し、不正な入退場を防ぐことができます。

安藤:クラウド記録できると、管理側の手間も省けますね。

万見:2つ目のサービスが、多くのゼネコンで導入されているサービス「Buildee調整会議」です。
    
大きな建設現場では、現場によっては数十社もの会社が集まって作業をおこなうため、作業予定などの共有はとても重要です。従来は、会議室に各社の担当者が集まって紙やホワイトボードを使って調整事をおこなっていましたが、時間がかかってしまうだけでなく、共有漏れや認識齟齬などが発生していました。

「Buildee調整会議」はクラウド型のWebサービスなので、全社同じタイミングで閲覧可能で、迅速で確実な情報共有が可能です。作業予定の共有だけでなく、機材や揚重機(ようじゅうき)といった建設現場で使用する物の予定管理や、車輌がどのゲートを何時に出入りするかを予定管理するような機能もあります。これらは時間軸のグラフ表示となっており、ひと目でわかるようにしています。

◆「LINE WORKS」との連携メリットとは?

安藤:「Buildee調整会議」サービスで、作業効率が格段にアップしそうですね。さらに、重機の配置や現場の危険箇所を知らせる現場位置計画図の作成も簡単にできるそうです。情報を即座に周知できるように、ビジネス版LINE「LINE WORKS」と連携しているんですよね?

万見:はい。「LINE WORKS」は、建設現場でも多くの作業員に使われているサービスで、作業員の方々がより便利に使えるように機能連携しています。「Buildee」登録メンバーで、「LINE WORKS」のトークルームが作れるなど、情報共有できるようにしたことで、コミュニケーションが活発になり、さらに迅速な対応が実現できるようになったと感じています。

安藤:「LINE WORKS」は、使い慣れたチャット機能で連絡が取りやすいですよね。最後に、3つ目のサービスは何ですか?

万見:3つ目のサービスは「Buildee労務安全」です。建設現場では、適切に業務できるように安全書類の作成・管理が必要です。このサービスでは、定型書類をクラウド上に用意していますので、「Buildee」上の情報をもとに、書類を自動生成するような機能もあります。

また、書類管理者は、提出状況や書類の期限切れなどを一覧で確認することができるようになっているので、書類関連のやり取りの効率化を図れます。

安藤:これら3つのサービスを1つのクラウドで使うことができるんですよね。

万見:目的別にサービスを使い分ける必要がなく、「Buildee」という1つのサービスのなかで、情報を横断的に使用・管理できるようになっています。今回ご紹介した「Buildee」の他にも、新たなサービスの開発提供や「LINE WORKS」との連携のように、他社とのサービス連携も積極的に進める予定です。

今後も現場の作業員の声を聞きながら、現場で働くみなさまに寄り添う、「ICT」(Information and Communication Technology:情報通信技術)プラットフォームサービスを目指していきたいと考えています。

安藤:万見さん、ありがとうございました。本日は、建設現場の施工管理をクラウド上で一元管理できるサービス「Buildee」を展開している株式会社リバスタを紹介しました。


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