ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/9/14)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■サッカーW杯最終予選のイラク戦でゴールを決めた、前田遼一!
■今季限りでの引退を発表した、阪神タイガースの鉄人・金本知憲!
■テニスの全米オープンを制した男女のチャンピオン
 セリーナ・ウィリアムズとアンディ・マリー!
■日本女子プロ選手権で悲願のメジャー初優勝を成し遂げた
 プロゴルファー・有村智恵!


facebookページでの皆さんの投票は、ダントツで阪神タイガースの金本選手ですが
今週、中西さんが注目したのは…


阪神タイガースの鉄人・金本知憲!!

阪神タイガースの背番号「6」、金本選手がついに現役引退を表明しました。
チームメイトやファンからは「アニキ」と慕われ、世界記録となる13,686イニングの
連続フルイニング出場など、数々の記録を誇る鉄人が、21年間の長い現役生活に
別れを告げる決心をしました。先日の記者会見のときの金本選手の表情に
熱いものがこみ上げてきた人も多いのではないでしょうか。
広島流の鬼の練習で、細く非力だった体を鍛え上げていった金本選手。
その強靱な体で数々の素晴らしい記録を打ち立てましたが、彼の一番の功績といえば
“ダメ虎”と言われた阪神タイガースを18年振りの優勝に導いたことでしょう。


2002年オフに広島からFA宣言した金本選手を、当時は阪神の監督だった星野仙一監督が
「俺と一緒に阪神を再生させよう。力になってくれ。」と口説きました。
阪神への移籍後、彼が選手としての働き以上に大きな影響をもたらしたのは
それまで、人気チームにいることでの“甘え体質”が染みついていた阪神の選手たちに
厳しい練習に打ち込む姿勢や、ちょっとのケガくらいでは休まない強い心を植え付けていったこと。
そして阪神は、2003年に18年振りのリーグ制覇を成し遂げ、さらに2年後の2005年にも
リーグ優勝と“ダメ虎”の汚名を返上して、強豪チームへと成長しました。


そんな金本選手ですが、右肩の故障が悪化し、連続フルイニング出場記録が途絶えてからは
スタメン落ちすることもしばしば。今季も振るわず、ついに現役引退を決意しました。
「ホッとした一面もありますし、悔いもありますし、寂しい気持ちもあります。」
と会見でコメントした金本選手には、まだ代打の切り札としてやれるし、プロ野球界に
残って欲しいという声も多いのですが、それは彼の野球人としての美学が許さないのでしょう。


そんな金本選手に、楽天の星野監督は「この10年…その前を入れても、阪神で最大の功労者だ。
もうこんな男は出てこないだろう。」と、最大級の賛辞を贈っています。


今週の「ウィークリーパーソン」は、プロ21年目でついに引退を決意した
阪神タイガースの鉄人・金本知憲選手に注目しました。