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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/11/1)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■4年連続でシリーズチャンピオンを決めたF1ドライバー、セバスチャン・ベッテル

■2年ぶり2度目の沢村賞を獲得した、東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大!

■6年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した、レッドソックス、上原浩治と田澤純一

■新曲「ハート・エレキ」で、歴代単独トップ14作連続のミリオンセラー達成した、AKB48

facebookページでの皆さんの投票は、1位 上原浩治と田澤純一となっていますが
今週、中西さんが注目したのも…


レッドソックス、上原浩治と田澤純一


アメリカ・メジャーリーグのワールドシリーズ、レッドソックスのホーム、フェンウェイ・パークで
行われた第6戦は、アメリカンリーグ覇者のレッドソックスが6ー1で、ナショナルリーグ覇者のカージナルスを下して、対戦成績を4勝2敗とし、6年ぶり8回目の優勝を決めました。
レッドソックスが本拠地でワールドシリーズを制覇したのは、ベーブ・ルースが在籍した1918年以来95年ぶりです。ベーブ・ルースをヤンキースにトレードに出して以来、レッドソックスはホームでの優勝がなかったため、これはもともと「バンビーノの呪い」と言われていましたが、今回の優勝でその呪いも解けたことになります。

そしてこの試合でもキラリと輝いたのが、二人の日本人投手、田澤投手と上原投手です。

田澤投手は6ー1の7回2アウト満塁から、2番手で登板。4番のクレイグを迎えたしびれる場面でみごとファーストゴロに抑え、ピンチを切り抜けました。本人は「無我夢中だったので、何も覚えてない」ということでした。それにしても安定感抜群でしたよね。
そして上原は、6−1の9回に4番手で登板。この歴史的なイニングを、レフトフライ・レフトフライ・三振で完璧に抑え、たった5分ほどでしたね。ワールドシリーズの最後を締めくくりました。
最終回、5点差でセーブがつかない場面で、ファレル監督は迷わずマウンドに上原を送りました。
「コージコール」がスタジアム全体に鳴り響くなか、見事なピッチングをみせ、最後の打者・カーペンターを三振で斬ってとると、上原は右拳を突き上げ、さらに両手でガッツポーズ。
キャッチャーと勢いよく抱き合って、雄叫びをあげながら、右手の人差し指を高々と掲げました。
MVPは、上原投手でもよかったんじゃないかという声もありましたが、今回はオルティスが凄かったですね!
打率6割8分8厘、2本塁打、6打点、文句なしですね。


そして上原投手は、試合後にこうコメントを残しています。
「うれしい以外ないです。今年は出来過ぎで怖い。今でも夢の中のよう。早く休みたいです」

一方の田澤投手は、
「緊張して正直あまり覚えていない。抑えられてよかった。キャッチャーを信じて投げた」とコメントしています。開幕から中継ぎとして活躍。レギュラーシーズンとポストシーズン合わせて84試合に登板しましたが、
「使ってくれた監督に感謝したい」と、充実のシーズンを締めくくりました。

思えば今年の4月に起きたテロ事件で、ボストンの町は深い悲しみに包まれました。
今回の95年ぶりというホームでの優勝が、何よりボストン市民を励ましたと思います。
ボストンだけでなく、日本にも明るいニュースを届けてくれた上原投手、田澤投手におめでとう!と、
ありがとう!を伝えたいと思います。