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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/5/17)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■体操の全日本選手権個人総合で、史上初の6連覇を達成した、内村航平

■女子サッカー、ドイツ、ブンデスリーガで得点王を獲得した、ポツダムの大儀見優季

■「マクラーレン・ホンダ」でF1への復帰を正式に表明した、ホンダ

■G1で2着4回のシルバーコレクターがついに載冠!ビクトリアマイルを制した、ヴィルシーナ

facebookページでの皆さんの投票は、1位 ホンダ、2位 内村航平となっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


ドイツ、ブンデスリーガの得点王、大儀見優季


なでしこジャパンのエースストライカーで、ドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガの
ポツダムに所属する大儀見優季が、12日に行われた最終節のギュータースロー戦で今季18点を挙げ、
チームの勝ちに貢献するとともに、今季の得点王を決めました。


〜大儀見優季選手 昨年末のインタビューより〜
ー2013年、どういう年にしたいですか?
「ちょっと、新しいことにチャレンジしたいなと。なんでしょうね。新たな大儀見優季を見せていきたいと
思います」


見せてくれましたね!
12日の最終節のギュータースロー戦で、今季18点目を挙げ、チームの勝ちに貢献するとともに、
今季の得点王を決めました。すごいんじゃないですか、これは本当に!
昨年末、大儀見選手にインタビューしたときも「新しいことにチャレンジしたい」と言っていました。
そんな大儀見選手、チーム移籍4季目で、初の得点王。チームは4連覇を逃したものの、勝ち点49で
2位となり、女子のヨーロッパCL出場権を確保しています。
その大儀見選手ですが、中学3年のときに早くもトップリーグデビューを飾っています。2006年には、
19歳の若さでなでしこリーグの得点王を獲得しました。類い稀な得点センスを若いときから持っていた
ようです。ちなみに、妹の永里亜紗乃は同じポツダムに所属しているんですが、彼女もいい選手
なんですよね。僕は一度、仙台のフットサルのエキシビジョンマッチで対戦したことがあるんですけど、
速かったですやっぱり。お兄さんの永里源気はヴァンフォーレ甲府でプレーしているという、サッカー
ファミリーです。


大儀見選手は、すごく冷静なんですよね。ゴール前で。やっぱり、当たり前なんですがゴール前
に行くとみんな慌てるんですよ。長らく、日本人ストライカーの弱点だったんですが、それを彼女は
すでに克服している感はあるかな、と。逆に落ち着き過ぎているときもあるんですけどね。
その冷静さというのは重要です。
僕はよく彼女とやりとりをしているんですが、すごく貪欲なんですよね。「長友選手は今、どういう
ことをやっているんですか?」「私は今、こういうことがやりたいですけど、いい方法はないですか?」
というふうに、どんどん聞いてくるんですよね。サッカーの選手は、チームに監督やコーチはいるん
ですが、個人の技術は自分で磨いていかなければいけないという側面があって、そういう意味では彼女の
探究心が旺盛なところと、サッカーじゃないところにも目を向けているところ。サッカーじゃないところ
からもヒントを見いだそうとしているところ、そこが彼女が成長してきた理由だと思いますね。
僕はリオデジャネイロオリンピックのとき彼女に大・大・大活躍をして、金メダルを獲って欲しいと
常々思っているんですけど、今回の得点王獲得は、彼女にとってまたひとつ大きな勲章を手に入れたんだ
と思います。
来週、日本に帰国するそうなので、ぜひスタジオに来てもらえればと思います。
昨日、メールが来ていて「クロノスまたお願いします」と書いてありました。


彼女のシュートというのは、そんなに強いものではなくて曲線を描くような感じが多いのですが、
これからのストライカーは、強いシュートが打てるストライカーではなくて、柔らかい曲線を描いて
ゴールに流し込めるストライカーだと思うので、ぜひ連続得点王を来年、獲って欲しいと思います。


今週の「ウィークリーパーソン」は、ドイツ、ブンデスリーガの得点王に輝いた、ポツダムの大儀見優季に注目しました。