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いま見てほしい海外ドラマTOP3(2014/9/16)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


さぁ、先日はアメリカのドラマ界のアカデミー賞「エミー賞」も発表されましたが、
相変わらず海外ドラマは、日本でもコンスタントにヒットしています。
そこで今朝のランキングはこちら!

「いま見てほしい海外ドラマTOP3」

アメリカドラマ・コラムニスト&ライターで、
人呼んで"アメドラ界のデーブ・スペクター"こと、伊藤ハルカさんに教えていただきました。


第3位【 ブレイキング・バッド 】

今年のエミー賞で、作品賞・主演男優賞など総なめにした傑作ドラマです。
主人公 ウォルターは科学の先生。
末期がんの余命宣告を受け、なんと麻薬の製造をはじめます。
その理由は、麻薬で稼いだお金で、自分が死んだあと、家族が豊かに暮らせるように…
というものすごいお話です。
とにかくこのドラマ、「あらゆる立場の人が"すばらしい"と絶賛。
そんなドラマそうそうあるものじゃない」と伊藤ハルカさんも話しています。
見たいなぁ!


第2位【 スキャンダル 託された秘密 】

政治とサスペンスを組み合わせた"ポリティカル・スリラー"というジャンルのドラマです。
主人公は元大統領の広報官というバリバリのキャリアウーマンで、現在はトラブル片付け人。
クライアントは大統領から主婦まで様々。
一旦引き受けた仕事は必ず全力でやり通す!
そんな主人公を演じる女優 ケリー・ワシントンの美しさも魅力だということです。


第1位【 オーファン・ブラック 暴走遺伝子 】

遺伝子操作、クローン人間をテーマにした近未来ドラマ。
カナダのケーブル局の作品です。
あることがきっかけで、自分がクローンであることを知った女性主人公が、
その真相を究明するミステリアスなSFドラマ。
ちなみに、主人公の女優さんは、クローンがいるため「1人7役」です!
クローン技術が社会問題として注目される中、だからこそ、リアルに感じられるお話かもしれませんね。


相変わらず、ビッグヒットが生まれ続けている海外ドラマ、特にアメリカのテレビドラマ。
なぜ元気なのか、最近の傾向も伺いました。

まず、ドラマ作品をテレビで放送する時代はもう終わった!そうです。
ネットで、しかも一話ずつじゃなくて一気に配信!という視聴方法がとられはじめている。
つまり、放送時間にテレビの前にいなくても、「いつでも見られる環境づくり」が、すでになされている。
これはうれしいですよね!

さらに、SNSを使った面白い取り組みもあります。
例えば、ケーブルテレビのある刑事ドラマは、なんとSNSを使って
視聴者が犯人を予測する仕掛けがありました。
制作側は、AとBの2パターンの犯人を準備して、テレビ放送中にツイッターで
「犯人はどちらだと思う?」と呼びかけ、投票が多かった方のストーリーを放送。
お蔵入りになったバージョンは後日ネットで公開!といった仕掛けをしているということです。
すごいな!

また、アメリカドラマは最近、全23話から数を減らし全13話、全7話などの作品が出てきました。
回数を減らし、1本あたりの製作費を高くして、でも全体の製作費を下げる工夫をしつつ、
「太く短く、チャレンジする!」というドラマが多いということ。
だから、実験的なストーリーで、これまでにない面白いストーリーも生まれやすいわけです。