ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

落語・講談CDの売れ筋 トップ3(2018/10/9)

カテゴリー:1111
null

火曜日は「ビジネストレンド」。


今日は、ここ数年若い世代の間でも人気を集めている、古典芸能に関するトレンドをご紹介!
【 落語くらぶに聞いた、落語・講談CDの売れ筋 トップ3 】
落語・講談・浪曲など、演芸関連商品を専門に扱うCDショップ「落語くらぶ」に聞いた、9月30日付けの落語・講談CDの週間ランキングです。
“落語ブーム”というのはよく耳にしますが、イマドキの寄席演芸のトレンドはどんな感じなんでしょう。



第3位 【 快楽亭ブラック「江島屋騒動」「お化け長屋」 】

公共の放送では絶対に流せない危険なネタが人気の落語界の異端児・快楽亭ブラックの今年8月に発売されたCDが第3位。怪談話2作をその名前の通り“ブラック”にアレンジ!コアなファンがつく人気だそうです。ちなみに、師匠は立川談志。お値段は税込2,376円。


第2位 【 柳家花ん謝改メ“勧之助”襲名・真打昇進記念 】

柳家花緑門下の期待株で、先月真打昇進と勧之助を襲名した柳家花ん謝の2ndCD。今年の4月から3ヶ月連続で開催した寄席の中から三席を厳選しました。お値段は税込2,160円。


第1位 【 三遊亭天どん 2 】

“天どんワールド”とも言われるユニークな芸風で知られる、三遊亭天どんの新作落語集・第2弾が第1位。なさそうでありそうな、自身の周りで起きた“事実”に基づくドキュメンタリーな新作集。「ある!ある?ネタ」を含め、たっぷり三席収録されています。お値段は税込2,057円。



以上、落語くらぶに聞いた「落語・講談CDの売れ筋 トップ3」でした。
今日ご紹介した売れ筋のCDはすべて落語のCDでしたが、落語に続いて新たなトレンドワードがあります。それが「講談」!
こちらは、若手講談師・神田松之丞さんの登場がきっかけ。この方はまだ30代にして、いま「最もチケットが取れない講談師」と言われていて、あまり売れるものではなかった講談のCDも飛ぶように売れているということです。


講談って何?という方のために簡単に説明しておきますと、
「落語=フィクション(作り話)」「講談=ノンフィクション(史実がベースになっている)」だそうです。あと、落語はストーリーが「会話」で展開しますが、講談は「解説」で展開する…などの違いがあるそうです。


一方、落語も相変わらず人気があるそうで、落語くらぶによると…
落語家の総合人気では、古今亭志ん朝、柳家喬太郎、春風亭一之輔などが人気だそうです。特に最近は、若い女性の人気が高く、若手落語家の活躍する場が増えたことが大きいそうです。“イケメン落語家”と言われる方もいまは多く、春風亭昇々、柳亭小痴楽、柳亭市弥などが人気だとか。古典芸能の世界にも若手がどんどん増えている、ということですね。