ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

八重洲ブックセンターでよく買われている最新のビジネス書は(2016/4/5)

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火曜日は「ビジネストレンド」です。


新年度。新たな会社、新たな部署でスタートを切った方も多いはず。
今回はビジネスパーソンにささげるランキングです。



八重洲ブックセンターに聞いた「ビジネス書の売れ筋トップ3」


今回は、東京駅八重洲口前にある八重洲ブックセンターの、1月31日から2月6日までのノンフィクション部門総合ランキングをご紹介します。春に向けてビジネス書を手にする人たちは、どんな本をチェックしたのでしょうか。




第3位 【 一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる 】ムーギー・キム、ミセス・パンプキン 著 ダイヤモンド社

一流エリートへの取材を元にビジネスでも勉強でも活躍できる人材を育てる55の方法が書かれています。
お子さんだけでなく部下を育てる場合にも応用できるとのこと。
税別1,500円



第2位【 シャープ崩壊 名門企業を壊したのは誰か 】日本経済新聞社

国内で初めて海外企業によって買収されたシャープの転落を書いた一冊。
液晶のシャープとしての成功から赤字転落、買収劇までが綴られたノンフィクション。やはりビジネスマンの関心は高いようです。
成功する方法などは見かけますが、こちらは失敗から学ぶ一冊。
税別1,600円



第1位【 幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII 】岸見一郎、古賀史健 著 ダイヤモンド社

フロイト、ユングとならぶ心理学者アドラーの教えを説いた100万部のベストセラー「嫌われる勇気」の続編。悩める青年と哲学者の対話形式でアドラー心理学を学べます。
テーマは本当の「自立」と本当の「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。まさに新たなスタートのこの時期に読んでおきたい一冊です。
税別1,600円



八重洲ブックセンターによると、今回1位の「幸せになる勇気」とあわせて前作「嫌われる勇気」も再びベストセラーランキングに入ったそうです。



◆最新ビジネスキーワード関連書籍もよく読まれている

そのほか、最近の売れ筋書籍をうかがいました。
【 雇用破壊 非正社員という生き方 】鹿嶋敬 著 岩波書店
【 世界連鎖暴落はなぜ再発したか 】副島隆彦 著 祥伝社
【 FinTech革命(日経BPムック) 】日経コンピュータ 編集 日経BP社
【 100%得するAirbnb完全ガイド 】原田陽平 著 星雲社


世界経済の不透明感、そしてFinTechやAirbnbなど、最近のビジネスキーワードに関連する書籍が売れているようです。



また年度末には、会社内や部署内で「課題図書」としてロングセラーになっているビジネス書が買われる傾向もあるそうです。
・世界でもっとも有名な自己啓発本、デール・カーネギー『人を動かす』
・京セラの名誉会長・稲盛和夫さんの『生き方―人間として一番大切なこと』『働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」』(サンマーク出版)
こうした書籍が会社での社員教育に使われるケースが多いそうです。



トレンド・アイズ。今回は「ビジネス書のトレンド」をご紹介しました。