ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

賛成?反対?“サマータイム”について考えてみよう!(2018/8/10)

カテゴリー:1114
null

金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2018年8月10日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。


第3位【 花火 】

夏の風物詩、花火大会が週末を中心に全国各地で行われていて、花火に関するツイートが打ち上げられています!





第2位【 台風 】

台風13号による強風の影響で8日夜から9日未明にかけて、関東地方を中心に被害が相次ぎました。そんな中、台風14号が日本の南の海上にあり北西へと進んでいます。



第1位【 地震 】

今週は、地震に関するワードが1位でした。



この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、8月6日付の週間急上昇ワードで24位になった【 サマータイム 】です。政府、与党が2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の酷暑対策として、夏の時間を2時間繰り上げる『サマータイム』の導入を検討しているということです。





◆街の声

「サマータイムは賛成です。電車の混雑とかもあわないで済むので。今は異常気象ですから、なるべく涼しい時間帯から仕事に入った方が良いと思うので、実現出来ればいいなと思います」(男性)


「私は賛成ですね。たまには早く出勤して環境が変わるというのは良いことだと思うので、年配の方で早起きの方もいらっしゃるので、逆に良いんじゃないかなと思います。最近、居酒屋とか飲み屋さんも早くやっているお店も多いので、非常に効率良くやっていけるんじゃないかなと思いますけどね。家にも早く帰れますしね」(男性)


「どちらかといえば反対ですね。いろいろな公共施設だったり、いろいろなものが全部前倒していくっていうのが、いろんな不都合が生じたりするのかなっていう懸念があるので。なんか大変なことが起きそうな気がします」(女性)


「大賛成です。昔、アメリカとベルギーに住んでいたことがあって、その時に両方の国で導入していたので。帰ってもずいぶん日が長いので、それを楽しめるという恩恵ですね。日本でも導入して欲しいと思います」(男性)



◆心のサマータイム

速水 僕、ちょっと勘違いしていたんですけど、ネットでサマータイムに対する意見を見てみると、圧倒的に反発、反対が多い。何でオリンピックのために?や、いわゆる、オリンピックの競技の時間が選手の命に関わってくるというところから議論が始まっているんですけど、だったら競技を早く始めるだけでサマータイムは関係ないだろ!みたいな意見が中心で、特にITのエンジニアの方々の意見なんかを聞くと具体的に反対、批判しています。今回の街の声、これは特に操作しているわけではなく、やっぱり賛成の方が多く、ちょっと現実とネットに乖離があるテーマなんだなと思いました。綿谷さんはどうですか?ヨーロッパでも意外とサマータイムを見直している動きがあるんですよね?


綿谷 そうですね、ここ数年顕著ですね。例えば、今まで導入した時は、オイルショックが元々影響しているので、エネルギーの削減に行くんじゃないかということなんですけど、最近はLEDランプが出てきたりして、その辺の節約は別の技術に頼れば良いんじゃないかとか、フィンランドでは元々日照時間が長いので、前倒ししても変わらないといわれていて、あとは、健康に悪影響があるとかそんな研究結果も出ているそうです。


速水 よくね、睡眠障害の切っ掛けになってしまうんじゃないかといわれていたりして、これは結構数字に示されたりもしています。デメリットの部分も出てくるんですけど、街の声を聞いてわかるのは、よくわからない、経験したことないからやってみよう!的な好奇心もありますよね。ただちょっと中には勘違いしている方もいらっしゃいますよね。


綿谷 そうですね、自分だけ5時に出社すればいいということじゃなくて、みんな5時とか7時になっちゃいますからね。


速水 電車が混まないかどうかは難しくて、電車の運行時間も出社時間もみんな2時間前倒しなので、相変わらず混んでいる可能性の方が高いですよね。


綿谷 そうですよね、おそらく。


速水 おそらく、これもやってみなきゃわからない。電波時計とか飛行機の予約システムであるとかもね。GHQに強制され、かつて日本でも1940年代〜50年代にサマータイムを導入していました。その時は3年でなくなってしまいました。その時はアナログ時計で動いていたんですけど、今はIT時代ですよ、そのIT業界はただでさえ人手不足の中、サマータイムためのシステム変更に、また新しい雇用者が必要になって莫大なコストがかかるじゃないですかという話になっています。なんか良い方法はないかと僕は思っているんですよ!例えば、鉄道の運行とか他の運行も全部のシステムを変えるのではなくて、“心の運行時間を変える”というのはどうですか?めちゃくちゃ言ってますけど。(笑)


綿谷 (笑)。でも、フレックスみたいにするとかね。


速水 そう!だから、ソフトウェア、ハードウェア的にサマータイムを導入するのではなくてフレキシブルに!本当に腕時計を2時間回す。うちの会社はそうですよ、うちはやりません的なアバウトで、ただ、すごい混乱起きますよ。あれ?6時に待ち合わせって言ったのに来ないじゃないか!もう8時だぞ!とか…。


綿谷 アポとか飛ばしちゃったらどうするんですか。


速水 けどね、日本人は時間に正確なのがウリなので1回崩してみませんか?いい加減すぎる(笑)?クロノスが何時から始まるのか二人とも意見が統一できずに…。


綿谷 じゃ、速水さんは8時からきたりしてね?


速水 逆に5時間やったりしてね(笑)。そんなサマータイムについて、みなさんも職場や家庭で議論してみてはいかがでしょうか?





◆リスナーの反応