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映画ライター・よしひろまさみちさんが“この秋、ハネそうな映画”を紹介!(2018/10/4)

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木曜日は、「カルチャー」


秋の夜長に、そして、三連休に映画はいかがでしょうか?
今回は、映画ライターのよしひろまさみちさんにお越し頂き【 この秋、ハネそうな映画 】を教えていただきます!
まずは、今ヒットしている映画をチェック!
興行通信社調べ、先週末9月29日、30日の興行成績トップ3を発表!


第3位 『 散り椿 』

直木賞作家・葉室麟による同名の原作を映画化。
岡田准一さん演じる主人公の侍・瓜生新兵衛の生き様が描かれています。
スタジオ撮影の多い時代劇では珍しく、オールロケの美しい映像も見どころ!


第2位 『 プーと大人になった僕 』

先日、このコーナーでも紹介しましたね。
児童小説『くまのプーさん』に登場する人間、クリストファー・ロビンが大人になってからのお話。
プーさん、そしてその仲間たちと新たな交流が暖かく、そして哲学的。オススメです!


第1位 『 劇場版 夏目友人帳うつせみに結ぶ 』

緑川ゆきさん原作の人気コミックを映画化。
幼い頃から、妖怪を見ることが出来る高校生が主人公です。
ある妖怪の記憶に出てきた女性と出会うことで、さらなる謎の妖怪が登場、事態は厄介な方向へ…。



中西:ということで、興行通信社調べ、先週末9月29日、30日の興行成績トップ3でした。
そして、そして、おなじみの映画ライターのよしひろまさみちさんです!
おっは〜!


よしひろさん:おっは〜、どうでもで〜す。(笑)


中西:今回は、『この秋、ハネそうな映画』がキーワードなんですが、2つの作品に注目ということで、まずは1作品目は?


よしひろさん:はい、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』です。
こちらは、タイの映画です。天才的な女子高校生のリンちゃんという子がいて、ものすごい進学校に奨学生として入ってくるんですね。その学校は、お金持ちの子女ばかり!なんですけど、みなさんお勉強ができないんですよ。超絶天才の子はお金がない…、ちょうどそこで利害関係が合致しちゃって、答えを友達に渡してカンニングするんですよ、それに金持ちたちは目を付けて商売にしちゃうんですよ。


綿谷:カンニングビジネス?


よしひろさん:そう!で、スリリングなカンニングシーンが続くんですけど、一番の山場がアメリカの大学に入学するための統一試験が行われる場面!それは各国で同時刻に行われるんですね。その試験のためのカンニングをどうやってするかというと、時差を使うというものすごいトリックを使うんですね。って、ここまで言ってもネタバレにならないっていうね。(笑)


中西&綿谷:えぇぇ〜〜〜!すごい!!(笑)


よしひろさん:すごい仕掛けが多いんですよ!!


中西:でも、あまり良いことしてないのになんかすごい!(笑)


よしひろさん:もう、めちゃくちゃワクワクします。オーシャンズ11のような感じです。悪いことしてるけどワクワクする。
この映画のハネそうなポイントというのは、『カメラを止めるな!』と一緒で、伏線がすっごい多いんですよ、でも、それを見事なまでに回収していく。
135分あるんですけど、それをまったく感じさせない、90分くらいの感覚で終わっちゃう。
しかも、この映画は全国ロードショーではなく、公開したときは東京だけ、しかも、1館でスタート。先週2週目だったんですけど、大阪で公開スタート、現在でも3館でしか公開していないんですよ。なんですけど、全42回上映のうち、34回完売しているんですよ、満員御礼!今週末から、ちょっと拡大していくことが決まりまして、この動きがちょっと強くなっていきそうですね〜。


中西:ということは、みなさんの観ていただける機会が増えていくということですね?


よしひろさん:順次公開ということで、よろしくおねがいします。


中西:『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。これは、おもしろそうですね〜!
そして、続いてのハネそうな映画は?


よしひろさん:先週末から公開されている『クワイエット・プレイス』です。
この映画、キャッチコピーがすごいんですよ。「音を立てたら、即死」!


中西&綿谷:えぇぇ〜!!おおっぉぉ〜!(笑)


よしひろさん:本当にその通りで、音に反応して、何かがやってきて、人間をやたらめったら襲いかかってくる怪物が現れるんです。その存在のせいで、人類滅亡の危機という状態から始まって、そこでサバイブしている一家の話なんですね。その一家が何故そこでサバイブ出来ているかというと、長女が耳が不自由なんですね、だから全員が手話でコミュニケーションをとっているんですよ。なので本当に台詞がないんですよ。BGMも少なくて観ているこっちまで怖い。


中西:怖いっていうか、わかりにくくないんですか?


よしひろさん:いやそれがね、観てもらえればわかるんですけど、この怖さと感動!最後は、まさかの家族愛の感動が待っているんですよ!


綿谷:えっ!?ホラー映画なのにですか?


よしひろさん:そうなんですよ、“ホラー映画なのに”なんですよ。そこが受けて、アメリカでも大ヒット!日本でも、実は先週末のあの台風の大事があったにもかかわらず、興行成績5位、全国で既に11万人動員しています。


綿谷:ホラー映画が苦手な方でも大丈夫ですか?


よしひろさん:絶対に大丈夫!何が出てくるか、いつ出てくるか、というのがわかっているから怖くない!


綿谷:本当ですか???


よしひろさん:はい、本当に大丈夫!本当に本当です!そして、オーラスは大泣きくらいの大感動が待っています!


綿谷:挑戦してみようかな、どうしようかな…。


よしひろさん:もう、是非!


中西:2作品目の『クワイエット・プレイス』も、みんな興味がわいてますね。
是非とも、今回紹介した、2作品を週末にどうでしょうか?
今回は、映画ライター よしひろまさみちさんに【 この秋、ハネそうな映画 】をご紹介していただきました。
ありがとうございました。


よしひろさん:はーい、ありがとうございました!