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J1昇格プレーオフ 決勝戦における入場者数ランキング トップ3(2014/12/8)

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月曜日は「スポーツ」。


今日は、J1への最後の切符をかけた一戦にまつわるランキングをご紹介!



第3位【 2013年 京都サンガ vs 徳島ヴォルティス 】23,266人

第2位【 2012年 大分トリニータ vs ジェフ千葉 】27,433人

第1位【 2014年 ジェフ千葉 vs モンテディオ山形 】35,504人


こちらは、J1昇格プレーオフ決勝戦における入場者数ランキングです。2012年にはじまり、今年で3回目となるプレーオフは、今回過去最高の入場者数を記録しました。


きのう行われたJ1プレーオフ、ジェフユナイテッド千葉 vs モンテディオ山形は、1-0でモンテディオ山形が勝利しました。
先週行われたジュビロ磐田とのプレーオフ準決勝では、後半ロスタイムに山形のGK 山岸選手の劇的なヘディングが決まり2-1で決勝進出!そして昨日の決勝では、前半37分に宮阪選手の左クロスを山崎選手が頭で決めて先制。これが決勝点となり、モンテディオ山形は2011年以来4年ぶりとなるJ1昇格を決めました。一方のジェフ千葉は3年連続でプレーオフに進出したものの、来年もJ2で戦うことになりました。


試合後、モンテディオ山形の石崎信弘監督に、チームの強さについて伺いました。


シーズン当初からずっとフィジカルトレーニングをやって来ていて、その効果が出るのは終盤なので、そういう中で相手に走り負けない強さや、身体が動くと気持ちも強くなるので、相手よりもたくさん戦える。そういう部分が出た試合だと思います。
チームや選手だけじゃなく、サポーターが本当にひとつになりました。山形の場合は雪かきしないと練習が出来ない時季があって、そういう中でもサポーターの方々は朝早くからグラウンドに来て雪かきをして、選手のためにグラウンドを作ってくれて、その中でトレーニングするとか、本当に地域と密着して出来ているところが一番の強さじゃないかと思います。

石崎監督のこのお話を受けて、中西さんは「実際に、昨日の試合の前1週間は雪かきをしないと練習が出来ない状況だったのだそうですが、サポーターの皆さんが雪かきまでしてくれて、選手たちが頑張らないわけがないですよ!そこで頑張らなかったら男じゃないですよ、本当に。昨日の試合は、そのサポートに応える本当に素晴らしい試合だったと思いますね。“俺たちはこのチームを応援するんだ”というサポーターの雰囲気と、選手達は“それに絶対応えるんだ”という姿勢に感動しましたね。」とおっしゃっていました。


石崎監督はこれまで、2006年に柏、2011年に札幌をJ1に昇格させていて、“魂”を持ったチーム作りをしていますが、石崎監督がチーム作りで心がけていることとは?


やはりまず、今の自分よりも上手くなりたい、強くなりたいという向上心を持った選手になってもらいたい、というところで指導を始めています。そういう気持ちがあるからこそ、きついトレーニングが出来るし、苦しい戦いでも勝てるようになるんです。やはり“あきらめない気持ち”が大切ですね。特に前回のジュビロ戦などは、キーパー・山岸のそういう気持ちがゴールにつながったと思っています。
あとはJ1に定着できるようなチーム作りをしていかなければならないと思いますが、今回の天皇賞は本当にくじ運が良くて、なかなかJ1と試合が出来なかったんですが、やっとJ1のチームとゲームが出来るということで、すごい楽しみを持ってガンバにチャレンジしたいですね。

このコメントを聞いた中西さんは「石崎監督は“今の自分より上手くなりたい、強くなりたい”という向上心を持った選手が必要、という話をしていますけれど、誰かが何とかしてくれる訳じゃないんですよ。自分たちが何とかするしかなくて、そういった気持ちは自分の内側から出すしかないんです。石崎監督が作るチームはそういうチームなんですよね。なので、僕は選手時代に何度も苦い思いをさせられたんですけれど、そういう愚直なまでの真面目さだったり丁寧さだったりが、今回の結果につながったと思います。」とおっしゃっていました。


残すは天皇杯決勝。12月13日に、J1優勝とナビスコカップでの優勝を果たし、2000年の鹿島アントラーズにつづく2チーム目の3冠を目指すガンバ大阪と対戦します。今年最後の大舞台での一発勝負、果たしてどちらが天皇杯を手に入れることになるのでしょうか。楽しみです!
今日は『J1昇格プレーオフ 決勝戦における入場者数ランキング トップ3』をご紹介しました。