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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/12/12)

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金曜日は、ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目するフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
今週、番組ではこの4組をピックアップしました。


■男子ゴルフ、今季賞金王に輝いた、小田孔明!

■Jリーグアウォーズで初のMVPに輝いた、ガンバ大阪・遠藤保仁!

■「My Book」のアンケート調査で、「今年の顔」の1位に選ばれた、錦織圭・日本エレキテル連合!

■ノーベル平和賞の受賞演説で子供の教育を訴えた、マララ・ユスフザイ!

番組ホームページでは1位・遠藤保仁選手、2位・マララ・ユスフザイさんとなっていましたが、中西さんが注目したのは…



ガンバ大阪・遠藤保仁選手


今週の火曜日、Jリーグアウォーズで今季の年間最優秀選手賞=MVPにガンバ大阪・遠藤保仁選手がプロ17年目で初選出されました。さらに遠藤選手は歴代最多となる通算11回目のベストイレブンにも選出されています。


遠藤選手の所属するガンバ大阪は、今季14節以降に大逆転劇を見せました。首位の浦和レッズとの勝ち点差は最大で「14」ありました。そのときガンバ大阪はJ2降格圏の16位、降格圏からの大逆転でした。特に後半戦の20試合では15勝2敗3分けという成績を残しています。


J2から復帰した年にJ1で優勝するのは2011年の柏レイソル以来、J史上2チーム目の快挙です。この快挙を支えたのが、チームの大黒柱、遠藤選手でした。遠藤選手は今季、ゴール前に積極的に上がる姿も見せました。シーズン前半にはボランチ、攻撃的MFでもない、センターフォードとして試合に出たこともありました。もうすぐ35歳になる遠藤選手ですが、今季はリーグ戦の全試合に先発出場し、ほとんどの試合で90分フル出場しました。MVP受賞のスピーチでは「サッカーは年齢ではないことを証明したい。素晴らしい若手選手がいることを意識しながら、負けないように頑張りたい。」と、若手に発破をかけつつ、さらなる成長を誓っていました。


2002年のW杯以降、毎年のように遠藤選手と対談を続けている中西さん、このようにもおっしゃっていました。


遠藤選手の変わらないところは「感情の起伏がないこと」。プロサッカー選手、プロスポーツ選手は感情の上下によってパフォーマンスが変わってしまうことは許されません。その点において、遠藤選手の冷静沈着さはすごい力だと思います。また遠藤選手はよく練習をしています、筋力トレーニングもしっかりこなし、年齢が上がるにつれて「練習の虫」になっていくことも遠藤選手がここまで来た理由だと思います。


ガンバ大阪はJ1制覇、ナビスコ杯優勝で現在「2冠」。そして明日、「3冠」をかけて天皇杯決勝、J1昇格を決めたモンテディオ山形と対戦します。モンテディオ山形がJ1昇格プレーオフだけで満足してなければ、今のガンバ大阪を倒せるのは山形かもしれません。現在の山形は充実していますし、石崎監督も策士ですのでいろんなことを考えていると思います。あとは山岸選手の調子が非常にいい状態です。この山形をガンバ大阪がどのように迎え撃つのか、楽しみな試合です。


天皇杯の決勝で得点したこともある遠藤選手、「勝って『3冠』を獲るのが目標、いいかたちで終わりたい、できれば圧倒して勝ちたい」とも話しています。


今週のウィークリー・パーソンは、Jリーグアウォーズで初のMVPに輝いた、ガンバ大阪・遠藤保仁選手に注目しました。