日曜アートサロン和錆  Every Sunday 6:00-6:30

この番組は、毎週さまざまなゲストをお迎えして、
アートと過ごす幸せなひと時について、お伺いします。

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TOKYO FM

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2018.09.16
漫画家・まんしゅうきつこさん 「悩み多き日々の中で」
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、漫画家のまんしゅうきつこさんです。

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【まんしゅうきつこ】
1975年埼玉県生まれ。
日大芸術学部在籍中に江川達也氏のアシスタントをつとめ、『東京大学物語』の背景などを担当する。
大学卒業後、OL生活を経て結婚。家計を支えるため再び漫画家アシスタントの仕事につき、2005年には講談社主宰の「ちばてつや賞」を獲得するもデビューには至らず、さまざまな職を経験する。
その後、2012年に始めたブログ『まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど』が注目を集め、さまざまなメディアにとりあげられる。
それを機に執筆の仕事依頼が増え、2015年、自身初となる単行本『アル中ワンダーランド』『ハルモヤさん』を同時刊行。さらに、ブログと「小説すばる」での連載をまとめた『まんしゅう家の憂鬱』を発売し、話題となる。
現在は「週刊SPA!」にて『湯遊白書』を、『Maybe!』ではルポ漫画を、WEBマガジン『ドアラジオ』では「まんしゅうきつこのリフォームワンダーランド』を連載中。
また、最新刊『湯遊ワンダーランド』も好評発売中。



まんしゅうきつこさんは、モヤモヤとした悩み多き日々を経験したのち
現在では売れっ子の漫画家として活躍されています!

まんしゅうさんの描く漫画は、笑えて泣けて、ぶっとんでいるようで、実はやさしい。
生きにくい世の中でもがく私たちに、寄り添ってくれます。

まんしゅうさんが漫画にはまったのは小学生1年生のとき、
お母さんから、誕生日プレゼントにもらった「Dr.スランプ アラレちゃん」
妹さんがもらった、「ときめきトゥナイト」を読んだことがきっかけでした。
その2つの作品を読み、漫画雑誌「りぼん」と、「週刊少年ジャンプ」を買い始めたそうなんです。

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しかし、実際に漫画を描くようになったのが大学生、それまでは読む専門で、日大芸術学部は演劇をやっていたそうなんです。
そんな頃、たまたま読んでいた「週刊スピリッツ」に掲載されていた
「『東京大学物語』のアシスタント募集、男女問わず、経験問わず」という募集を見て、イラストを描いて江川先生に送り、見事採用!
もともと美術は得意だったそうで、漫画に対しての苦手意識はなかったのだとか。

のちにアシスタントを辞め、就職、OL時代は宅録にはまり
打ち込みでドラムのラインを作り、ギターを弾き……と、漫画よりも家でドラム叩いて多重録音をしていたそうなんです(笑)。

そして結婚、出産を経て、専業主婦へ…授乳しながら漫画を描き続け、「ちばてつや賞」受賞……をするも、ネームのダメ出しをされて「もういいや」と挫折、“最後までやり通せない性格”と、ご自身はおっしゃいます。

その後、旦那さんがリーマンショックの影響で会社が危なくなりアシスタントに復帰、片手間にブログを書き始めることになります。
と、ここまでで、紆余曲折のエピソード満載…そんな、まんしゅうきつこさんにお話を伺いました。

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【ゲスト情報】

『まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど』公式ブログ

「まんしゅうきつこ - 公式ツイッター」

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