ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回は、福井県福井市の北部、河合地区。
お話を伺ったのは、農事組合法人ハーネス河合の事務局長、加藤慎一さん。

ここハーネス河合は、集落営農のための組織なんです。
集落営農は、農業経営者の方がそれぞれ自分の土地を持ち寄って施設や農機具を共同で使い、みんなで農業を行なっていくという農業の方法のことで、天候による農作物の価格変動への対応や機械の維持費の持ち合い、また農家さんの高齢化の中でも営農するための方法として、全国各地に広まっているそうなんです。
みなさん、知っていましたか?

ハーネス河合の集落営農は、140人を超える農家さんが「3集落1農場」で大規模農業を行い、1区画2町以上の田んぼを機械で耕すなどをしてコスト削減を図ってきたそうです。
お話を聞いているだけでも、とても大規模に行なっているのがわかりますよね。

主な農作物はお米、そば、小麦、野菜で、焼酎や日本酒などの加工品も人気だとか!

そんな加藤さん、「今年のお米は美味しいと言ってもらえた時」が農業のやりがいだそうです。
日本に集落営農の前例がなく、お手本がない中で集落営農を模索しながら、やってきたハーネス河合。加藤さんはこのハーネス河合が後世の農業の礎になってくれたら、と将来の夢について話してくださいました。

川瀬さんもお話を聞いて、集落営農を通して、地域の仲間のことを互いに考える「お互い様の精神」に感銘を受けていました。
これからのハーネス河合も楽しみです!
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